2007年3月30日

Miami フェデラー敗退後のインタビュー

フェデラーのマイアミ4回戦敗退後のインタビューです。やはり連続して2回、しかも同じ相手に敗れたのは痛かったみたいですね・・・動画も見ましたが、思わず「ロジャー元気出して~」と言いたくなってしまいました。

日にちを勘違いしてASAPsportsなかなか出ない・・・と思ってたら昨日もう出てたんですね。
すでに岩佐さんがまとめてくれてましたが(1264「He did it,again!!」07/03/29)、他にもいろいろ言ってたので、抜粋で。


March 27, 2007
Roger Federer
KEY BISCAYNE, FLORIDA


Q:試合について、どう思いましたか?最終セットでブレイクし、2ブレイクのポイントまで握りましたが。今の心境は?
F:こういうこともあるんだ。そうとしか言えない。第1セットでブレイクバックしてからは、試合のほとんどを完全にコントロールしてた。
自分のプレーのレベルにとても満足してたよ。とてもいい試合だと思ったんだ。だからもちろん負けて本当にがっかりしてる。

Q:ご存知ないかもしれませんが、ポイントではあなたは111、カニャスは108で実際には勝っているんですが。
F:残念だけど、今はそれは問題じゃないよ。

Q:アンフォースト・エラーが54です。それでもいい試合だったと思いますか?
F:そう。だって統計の人たちは何がアンフォースト・エラーか全然分かってないんだ。僕はチェックしてたんだよ。彼らは信じられないほどアンフォースト・エラーを取るけど、フォースト・エラーなんだ。(実際は)半分ぐらいしかないよ。

Q:彼のゲームの何がそんなに難しいの?
F:彼はすごいファイターだ。多くのボールを素早く返して来るしミスもあまりしない。それにボールをとてもうまく動かすんだ。
彼のバックハンドもサーブもとてもよくなってる。2年前はあれほどよくなかったから、ゲームがとても締まってきたね。僕と対戦した二度ともいいプレーをしたと思うし、残念ながら僕は彼を退けることができなかった。

Q:2週間前の敗北のことをどれぐらい考えた?
F:実のところ、あんまり。これは新しい試合だと思ったんだ。あの時はマメのこととかあったし・・・でもあそこでも多分第1セットを取れたし、取るべきだったと思う。結局第2セットでは自分のリズムを掴むことができなかった。
この試合はまったく別物になると分かってた。そういう感じがしたんだ。僕は先週とか2週間前よりずっといいプレーをしてたし、それははっきりしてた。本当に、今夜は僕が勝つと思ってたんだ。絶対に負けちゃいけない試合のひとつだった。

Q:以前マイアミの雰囲気が好きだと言ってましたね。南米のファンが大騒ぎするから。今日はどうでしたか?雰囲気を楽しめましたか?
F:彼らがスイス人たちにブーイングしない限りはね(笑)。あまり面白いものじゃないよ、実際。

Q:テクニックを向上させる方法はありますか?それともあなたのゲームには全部揃っていて、その日特定の選手に対して使えるかどうかの問題ですか?(Is there any way that you can up the technique, or do you have everything down in your game, it's just a matter of executing it on the day against that particular guy?質問と答えが合わない・・・質問が読めてないかも)
F:まず第1セットは落としちゃいけなかった。あれで僕は壁際に追い詰められて、もうひとつもミスはできなくなった。それが第3セットでまたミスをして、2ブレイクにするべきだったのに、簡単に取られて彼に巻き返させてしまった。
もちろん接戦だったよ。でもそもそも第3セットで4-オールにしちゃ絶対にいけなかった。でも彼は食い下がっていいプレーをして、さっき言ったみたいに、最後にはことの成り行きはあまりうれしくないものになった。
勝てたのに、そうしなかった。がっかりしてるよ。

Q:他のトップ選手に比べて、彼はあなたに威嚇されないと感じましたか?
F:いや。つまり、誰でも僕に100%で立ち向かうし、自分のチャンスを信じてる。他の選手と対戦する時より、僕と対戦する時の方がいいプレーをすると感じる時もあるよ。失うものが少ないからね。
そう・・・インディアンウェルズでは自分で自分を打ちのめしてしまった。ここでは運がなかった。ある程度はね。でも彼は今回もいいプレーをしたよ。

Q:(聞き取り不能:クレーシーズンについて聞いたようす)
F:うん、初めてじゃないよ。クレーコートシーズンまでにはよくなると思う。楽しみにしてるんだ。僕にとっては巨大なゴールだからね。全豪オープン以降、全仏でいいプレーができるようにすべて計画されてるんだ。
あちこちで負けることは予想しておかなくちゃね。この2年インディアンウェルズとマイアミを連続で優勝したんだ。
こんなことはキャリアの終わりまで起こらないと分かってた。だからいいんだ。もちろんここで負けたのはがっかりしてるよ。先週は肉体的に何かおかしかったし。遠くから来たのにすごく残念だけど、こういうこともある。クレーまでにはよくなるよ。それは確かだ。

Q:全仏のことを考えると、この2つの大会は、相手やそのレベルは別として、勝たなくても最も惜しくない大会だった?
F:分からなかった、ごめんなさい。

Q:この2つの大会に勝たないことは(受け入れるのが)簡単だった?全仏に、クレーコートシーズンに入るし、これはハードコートだから。
F:僕にとって簡単か難しいか?

Q:あなたにとって簡単かどうか。
F:勝つことが?

Q:いいえ、負けを受け入れることがどちらかというと簡単かどうか。
F:分からないな。どうしちゃったんだろう。ごめんなさい。

Q:あなたは普通、どこへ行っても観客のお気に入りですね。どう感じましたか?観客があなたに敵対することは珍しいですか?
F:いや、しょっちゅうあるよ。南米にはマスターズシリーズがないから、みんなここをそうだと考えてるのかも。
だから、彼らが自分たちの選手を応援するのは普通だよ。多くの南米の人たちがわざわざここまで来て、僕たち選手のためにいい雰囲気を作ってくれるんだ。さっきも言ったけど、僕のスイス国旗にブーイングしたりしなきゃね。それ以外はオーケーだよ。彼らはきちんと振舞ってる。
別の所で、デビスカップで地元の選手とやった時はもっとずっとひどかった。だからここはプレーするのにいい雰囲気だったよ。

Q:今日ネットでは非常に成功してましたね。振り返ってみて、もっとネットに出られたと思う?
F:そうだね、できたと思うよ。もう少しサーブ・アンド・ボレーができたのは間違いないね。うん、ネットではいいプレーができたと思う。この1年ずっとボレーはいいんだ。全豪オープンでもよかったし。間違いなくいいサインだよ。特にクレー・コート・シーズンに入るから、これがあるのはいいよ。もっとこれを使えるといいんだけど、コートが遅くて彼らが全部のボールに追いついてしまう。彼らは2回でパスするんだ。まず下の方(?down below)に打って、それからパスするんだよ、いつも。
それでネットに出るのが大変なんだ。だから、少し速めのコートでならうまくいくだろうね。

Q:あなたがトップの地位を固めている時にギレルモがツアーから離れていたことが、彼を助けたと思いますか?
F:いや、これはさっき答えた質問に似てるね。僕は過去に彼を破ったこともあるし彼に負けたこともある。僕がすでに彼より優位に立ってる時にね。彼はひたすらタフなプレーをするんだ。ここアメリカで2回彼を倒すべきだったのに、僕はそうしなかった。

Q:あなたの今日のブレイクポイントのコンバージョンはたった25%です。4/16しか取れてませんね。
F:そう、明らかに、それが最後には僕の息の根を止めた。2ブレイクアップにするべきだったんだ。そうすれば、その後はいつもの通りだっただろう。彼は2、3のポイントでいいプレーをしたけど、僕が0-30で状況を自分で台無しにしたんだと思う。ブレイクポイントだけじゃなくてね。今日の試合では、大事なポイントが僕の思うようにはいかなかった。でもこういうこともあるんだ。

Q:クレー・シーズンに入るにあたって、準備計画はどうなっていますか?つまり、どの大会に出る予定ですか?
F:そうだね・・・ここでまた休みを取るつもりだよ。だってその後は・・・きついスケジュールになるからね。モンテ・カルロ、ローマ、ハンブルク、全仏オープン、ハレ、ウィンブルドン。全部ヨーロッパの大きな大会だ。ハードになるよ。
だからここで、この後休みが必要なんだ。それから練習を始めて、早めにモナコに行く。いいプレーができるといいと思うよ。

2007年3月20日

IW ナダル優勝後のインタビュー

インディアン・ウェルズ優勝後のナダルのインタビュー。
ブログを始めたのが去年のUSオープンシリーズの頃だったので、ナダルの勝利者インタビューは初めてです。うれしい。優勝後のインタビューは誰でもほっとしていい雰囲気ですね。
この優勝で、ナダルの今年のランキングは16位(だったよね)から一気に4位へ。おめでとう。この調子で上海に来られることを祈ってます。

しかし、ナダルの英語分からん・・・かなり憶測で補ってますので、本人の意図と違ってたらすいません。


March 18, 2007
Rafael Nadal
INDIAN WELLS, CALIFORNIA


Q:とても満足でしょうね。この数ヶ月苦労した後でこんな風にハードコートの大会を勝ち抜いたんですから。
N:うん、自分のゲームにとても満足してるよ。タイトルを取れたしね。そうだね、とてもすばらしい週、すごく重要な一週間だった。すごく重要だったんだ。8ヶ月タイトルがなかったのに、大物を取って戻れたんだから。

Q:第1セットを支配した後、第2セットで彼が反撃し始めたのには驚いた?
N:いや、全然。世界でベストの選手の一人を相手にとても難しい決勝をやってると分かってたから。彼はとてもいいプレーをするようになった。だからとてもタフな試合になると思ってたよ。試合が競ってくると、勝つために必死に攻撃するようになるのは普通だよ。
第2セットもすごかったね。僕は少し防衛的になったけど、ジョコビッチはさらに攻撃的になった。特にサーブがよくなって、フォアハンドの攻撃もよかった。だから僕は・・・ええと(スペイン語で)
第2セットでは試合にずっとstayできなくて、ブレイクポイントをしのぐのがすごく重要になった。多分2-1だと思うけど、憶えてないけど、2-1のあと、僕が盛り返してきた。僕はただ自分のテニスをしようとした。第2セットではアグレッシブなテニスをするのが少し難しかったんだ。でも、とても満足だよ。

Q:第1セットは簡単で驚いた?
N:ああ、そうだね、驚いた・・・どうかな。僕はただコートに出てベストのテニスをしようとしたんだ。うん、多分ノヴァクは最初少し緊張してたんじゃないかな。いくつかミスもしてたし。
でも、僕もすごく、すごくよかったよね。ミスもしなかったし・・・ひとつのミスもなくて、とてもいいフォアハンドを打って、すごくアグレッシブにいつもフォアハンドの方向を変えて。とてもうまく試合を始められた。第1セットは信じられなかったよ。

Q:クレイ・コートでは選手たちは走ってスライドしたりしますが、あなたはハードコートでのフットワークにまったく問題がないようですね。それはあなたが取り組んで来たことですか、それとも自然にコートに適応した?
N:うん、動きは僕の一番いいところだよね。普通僕は・・・コートで速いし、いい動きをする。これは大事なんだ。でも一番重要なのは、コートを理解してそのように動くこと。だからクレーでは、少しだけ動いて・・・(スペイン語)少しラインの後ろに下がって、少し余計に分析するんだ。
でもここではライン上にいなくちゃならない。コートの外に出ちゃだめなんだ。僕はいつもそうしようとしてる。そう、多分、だから今週僕はすごくうまくやれたんだよ。

Q:説明するのは難しいと思いますが、8ヵ月決勝に進出できずに、今優勝したことについて、なぜそうなったと思いますか?
N:そうだね、まず、あまり暑くなかったし(? It was not very hot 冗談かな?)・・・うん、勝てないでいる時は、考えてるんだ・・・そう、ひとつタイトルが取れたらって。マスコミはいつも「今何が起こってるんですか?ひとつもタイトルを取ってませんが」って聞く。でも事実は僕は・・・そう、本当に、僕は同じことを言うだけなんだ。だってそれが本当なんだもの。トロントとシンシナティでは僕はひどいプレーをしたけど、その後は、USオープンでQF、マドリッドでQF、上海ではSFに出た。いや、上海の大会は、うん、悪い大会だったけど。僕はすごくひどいテニスをしたけど、SFに出た。それから全豪でもQFだ。優勝はしなかったけどね。でも僕はいつでも、QF、SF、いつでもそこまで行ってた。
少し運がよければ、少し自信が持てるときもある。この8ヶ月が災難だったわけじゃないよ。

Q:でも今はベストのテニスをしていると言いましたね。そう思いますか?
N:うん、もちろんそう思うよ。どうだろう、どの大会でも僕はただ一生懸命・・・毎週、毎日、自分のテニスを探してきて、それが、ある日戻ってきた。それがドバイの前に起こったことなんだ。
ドバイの前の週、マヨルカで練習してて、すばらしい気分だった。すごくよかったんだ。ドバイに戻って、ドバイですごくいい大会がやれた。バグダティスとね。その後ユーズニーに負けた。負けたけど、すごくいい試合だった。あの試合に勝つのに、僕にはあと少し自信が必要だったんだ。
でもドバイでとてもいいテニスができたから、自信をもってここに来ることができた。そしてここで大会を始めた時は、大会の前にも言ったけど、すばらしい気分だった。、僕の最高の時のひとつだったんだ。

Q:ゲームを進化させてる途中でタイトルを取るのは難しい?
N:うん、みんな僕のゲームの変化について言ってるけど、本当は、僕はラファエル・ナダルで、同じなんだ。いつもサーブ・アンド・ボレーをやるようにだって変えられる。今の僕のゲームが僕のゲームなんだ。でも確かに僕はすごく若いから、ゲームを進化させる必要があるよね。
ゲームを進化させるには、フォアハンドをもう少しアグレッシブにして、特にサーブをもう少しよくして、時々はボレーに出て行かなくちゃならない。スライスも少し、バックハンドも少しよくしないと。僕がとても若いから進歩が必要だけど・・・でも僕はそんなに沢山のことを変えてないよ。フォアハンドを少しだけ強く打ったり、もっとアグレッシブに、精神的にもっとアグレッシブになったり、サーブをもう少しアグレッシブにしたりね。

Q:あなたは決してメンタルを失うことがないようですね。ポイントを失ってもすぐに立ち直ってボールに喰らいついていく。今いつも自分自身をコントロールし、メンタルをコントロールできるようになる前に、メンタルを失った時期がありますか?
N:うーん、僕がプレーするのを見たら分かると思うけど、僕はラケットを下ろす・・・じゃなくて(スペイン語で)
モデレータ:絶対にラケットを投げない。
N:絶対にラケットを投げたりしないんだ。ひどいプレーをしてる時もね。ひどい試合でも、そう、そんなの役にたたないもの。もっといいのはいつも集中し続けて自分をコントロールすること。これはとても大切なんだ。

Q:子供の頃もラケットを投げたことはないの?
N:ないよ。子供の頃、ラケットを投げたら叔父にコートから追い出されるんだ。そんなことしたことないけど、やってたらそうなっただろうね。

Q:ここで勝ってさらに自信がついたと思いますか?今後、ロジャーの有力な競争相手になって全仏の他にも大きなタイトルを取るとか、それほどの自信がつきましたか?
N:今は僕はNo.2でロジャーは群を抜いてNo.1だ。それが事実だよ。僕は22(タイトル?)しかないし。(smiling)
今はロジャーは僕の競争相手じゃないよ。だってロジャーは史上最高だもの。だから、もちろん、僕の目標は大会に勝ち続けること、ランキングのトップの位置に留まることだ。でも、今はNo.1になるのはすごく、すごく難しいし、そんなことは考えてないよ。もちろん、今みたいにプレーできれば、もうひとつ大きなタイトルを取ることはできるとは思うけど。

Q:持ち上げた中で一番重いトロフィー?
N:違う違う、バルセロナだよ。バルセロナでトロフィーを見たけど、大きいよ。信じられない。

Q:大きなクジラですね。
N:うん、大変だ。

Q:噛まなかったですね。
N:え?

Q:噛まなかったでしょう。いつも噛むのに・・・噛んだ?
N:うん、噛んだよ。

Q:そう?
N:噛んだ噛んだ。

Q:見逃したな。
N:見逃したんだ。あなたはいつも見逃すね。

Q:タイトルをどうやって祝いますか?トロフィーはどこへ?
N:マイアミの後で祝うつもりなんだ。今はマイアミで大事な大会があるから、ここで勝った自信を持って臨んで、マイアミでもいいプレーを続けられるように努力するよ。
だからマイアミの後で、マイアミで負けたら、このタイトルのお祝いをするよ。他のと同じ場所でね。部屋があるんだ。僕の部屋、僕の寝室、それから家の上の階に部屋があって、時々練習するための小さなジムがあるんだ。そこに・・・(スペイン語)ソファ、テレビ・・・それから・・・

Q:棚?
N:トロフィー用の棚。マスターズシリーズのは全部そこにあるんだ。

Q:ドバイの前にマヨルカでとてもいいプレーが出来るようになったと言いましたが、なぜ?何があったの?
N:分からない。ただ毎週一生懸命やってただけだよ。本当に。いつも一生懸命やってたら、いつか復調していいプレーができる日が来る。テニスが戻ってくるんだ。だって1年もいいプレーができないなんてありえないでしょう。

Q:ロジャーはあなたの競争相手じゃないと言いましたけど、では今は誰が主な相手?
N:僕の相手は・・・僕の目標は、大会の前に、じゃなくてシーズンの前に、僕の目標はマスターズカップだって言ったけど、それは最初のゴールなんだ。そう、去年は、この2年は、ローマの後でマスターズ・カップが決まった。もし今年もそうなれば、目標を変えるつもりだよ。でも今は、それが僕の目標なんだ。

Q:ドバイの前にマヨルカで練習してたのはクレー?
N:ううん。

Q:ハード?
N:そう。

Q:全種類のコートがあるの?ハード、クレイ・・・
N:グラス。

Q:グラスも?
N:いや、クレイとハードとインドア・グラス。人工のね。人工芝。2年前、ウィンブルドンの前にそこで練習してたんだけど、あまりうまくいかなかった。

Q:あなたの部屋で全部のトロフィーを見ながら、自分のゴールはもっと高くあるべきだと思ったりしませんか? グランドスラムをあと5つ、10個取りたいとか、すぐNo.1になりたいとか。マスターズシリーズ7つとローランギャロスをふたつ、19歳で取るというのは非常にいいですよね。失礼、20歳で。
N:うん、いい記録だよね。マスターズシリーズ7つ持ってるのはすごくいいし、グランドスラム2つもすごくいいよね。でも、そう、僕は自分のゲームを進歩させることしか考えてないんだ。もしゲームを進歩させ続けて、トップの位置にい続けられたら、もっと多くのタイトル、重要なタイトルを取るチャンスがある。それが僕の目標なんだ。もちろん、これみたいなタイトルを取り続けることも僕の目標だよ。それと、グランドスラムをもうひとつ取りたいんだ。

Q:今日観客に話すのは緊張した?8ヶ月、9ヶ月話してなかったですね。
N:緊張しなかったよ。でも時々はね。モンテカルロやバルセロナ、ローマで優勝してスピーチをした時は、スピーチを憶えてて、ちょっとだけ中味を変えて・・・(笑)でも今は・・・

Q:今日勝ってほっとした?
N:いや、そんなことないよ。だってコートでもずっとこんな風にいい気分だった。タイトルの後じゃなくてね。いいプレーができた。何も問題はないよ。

2007年3月19日

IW SF ロディック戦後のナダルのインタビュー

ナダル優勝後のインタビューがなかなか出ないので、ロディック戦後のインタビューを。
優勝後のインタビューは出たらまた。


March 17, 2007
Rafael Nadal
INDIAN WELLS, CALIFORNIA


Q:勇気づけられたでしょうね。みんながずっとハードコートでのあなたのゲームはどうなってしまったのかと言っていましたから。今日の出来についてコメントしていただけますか?
N:そう、今日は・・・すごく、すごく完璧な試合ができたと思う。本当にね。今シーズン最高の試合だったんじゃないかな。大会が始まる前、最初の日にもここでそう言ったけど、本当に、今シーズン最高、この6ヶ月の中で最高の時期だと思う。今は決勝まで来たし、今日アンディ・ロディックを倒せたのは僕にとってすごく大きな勝利だった。
彼は世界最高のプレイヤーの一人で、今No.3だし、特にこの場所だからね。僕にとってすごい勝利だよ。本当に。

Q:練習の最後の15分をミドルへのサーブに使ってましたが、今日の試合ではすごくうまくいきましたね。
N:うん。

Q:とてもいいサービス・パフォーマンスでした。
N:うん、サーブはとてもうまくいった。あまり速くなかったかもしれないけど、毎回変えてたんだよね。毎回サーブの方向や、スピードも変えてたんだ。少し速くしたり、遅めにしたり。キック、トップスピン、別の時はlightとか。毎回サーブのリズムを変えたんだ。
これがとても重要だった。サーブはとてもやりやすかったよ。だってファーストサーブが、どうかな、大体80%ぐらい? だからよかったよ。言ったように、僕にとっては本当に完璧な試合だった。フォアハンドのラインが最高によくて、信じられないぐらいだった。毎回変えたんだ、あれに・・・(スペイン語で)

Q:ダウン・ザ・ライン。
N:ダウン・ザ・ライン。僕には、いつでもロディックのバックハンドを狙うのが大事だったんだ。僕がフォアで彼のバックハンドに打てば、僕のフォアは彼のバックハンドよりいいからね。でもゲームが遅くなるから、彼に有利になるんだ。
だから僕のコーチが、次の試合では2回はバックハンドに打って、でも頻繁にフォアハンドに変えたらって。すごくうまくやれたよね。

Q:彼は去年からプレーがずっとよくなってますね。ネットに出たり。でもあなたも今日は非常によく彼をパスしました。
N:うん、いい感じの時は、あれを・・・僕のベストショットのひとつだよね。パッシングショットは。いいプレーをしてる時は、いつもいいパッシングショットが打てるんだ。特にフォアハンドでは、うまく追いつけば、いいパッシングショットを打てるチャンスが多い。それに、ええと、続いてるんだ・・・あの・・・(スペイン語で)
モデレータ:「ネットに出た時、いいショットが打てる」
N:そう。Mas o menos(大体ね)。

Q:試合が速く運んで驚いた?
N:試合が速く進むのは分かってたよ。彼がサーブする時は、すべてのポイントが速いからね。彼と対戦する時は、いつも試合が速いんだ。でも、うん、6-4 6-3とは思ってなかった。本当にね。

Q:決勝ではジョコビッチとマレー、どっちがいい?それともこんな風にプレーできれば誰でも変わりはない?
N:うーん、今は、こんな風にプレーできれば、誰が相手でもチャンスはあるよ。でも負けることもあるって分かってるけどね。彼らもすごくよくプレーしてるから。彼らは今年すごくよくなってるし、いい勝利を上げてる。アンディ・マレーはサン・ホセで・・・どこだっけ、サン・ホセで優勝したし、ジョコビッチはドバイのQFでフェデラー相手に3セット戦った。ロッテルダムで準決勝、(聞き取り不能)でも勝ったし、今も準決勝にいる。だから、みんなすごい自信をもってプレーしてるし、すごくいいプレーをしてる。
僕は・・・すごくタフな試合になることは分かってる。ただこのレベルでプレーを続けられるよう努力するだけだよ。こんなプレーを続けられれば、チャンスはあるよね。

Q:オーストラリアでアンディ(マレー)と戦った時とくらべて、今はどうですか?
N:うん、あれはとても重要な試合だった。大事な勝利だったよ。でも正直言って、今はオーストラリアよりずっといい感じなんだ。今の方がいいからって、勝てるって言ってるんじゃないよ。いい感じでも負けることはある。でも間違いなく、今はオーストラリアよりずっといいプレーができてるよね。

Q:ゴルフについてまじめな質問ですが、ゴルフに行くことが、気持ちをテニスから少し切り離すのに大きく役立ってますか?
(注:ナダルは試合の合間によくゴルフに行ってて、それについての質問が多く出てました)

N:正直なところ、どうだろう。よく分からないんだ。大会中に何かやるのは大事だよ。ここではプレステが動かなくて・・・プレステが使えないんだ。電気がね、ええと、違うんだよね。分からないけど。映画を見たりもできるけど。とてもすてきな所だけど、ここで何をすればいいの?
コートの外では違うことをするのが大事なんだ。だって長い間家から離れて、いつもテニスのことばかり考えてたら大変だよ。自分にプレッシャーをかけちゃうから。
たとえば、眠るとき、僕は夜眠るとき映画か何か見ながら寝るのが好きなんだ。だって灯りを消して、ただ眠るだけだと、僕は1時間とか1時間半とか眠れない。明日の試合のこととか考えてね。
だから別のことを考える方が好きなんだ。

Q:こんなにいいプレーをしてて、決勝にロジャーがいたらと思わない?
N:えっ? いやいや、真面目に、それはないよ。こっちの方がいい。どっちでも、ジョコビッチの方がいいけど、でもどっちでもすごくタフな試合になるだろうね。先のことは分からないけど、今は史上最高と戦うつもりはないよ。

Q:プレッシャーは軽くなってますか?この先にロジャーがいないから、プレッシャーがなくなっていいプレーができていると思う?
N:いや、それは関係ないよ。

Q:明日、ジョコビッチやマレーとの試合のカギは何だと思う?
N:カギは分からない。本当だよ。分からないんだ。カギは自分のベストのテニスをすること。だって、とても難しい相手、すごい選手と対戦するんだ。もし僕が100%じゃなかったら、負けるチャンスが大きいよ。そういうこと。ベストのプレーをするだけだよ。

Q:今日みたいにいいプレーを前にしたのはいつだと思う?
N:はっきり憶えてないんだ。でももちろん、今週は、僕にとってすごくすごく重要な週になると思う。何ヶ月もこんな風にプレーできなかった後で、復調してハードのマスターズシリーズの決勝でプレーするんだ。とても重要だよ。

Q:この時期アメリカでしばらく過ごすわけですが、アメリカで一番好きなのは何?
N:分からない・・・ここでも他の所でも、他のことをあまりやってないから・・・だから、そうだね・・・(スペイン語で)
モデレータ:ここでは何もかも大きいのが好きだそうです。たとえば、ゴルフコースなどが、世界でも最高の、眺めのいいゴルフコースがいくつかあることだそうです。

Q:ここであまりよくないのは?
N:地中海の食べ物の方が好きだな。

Q:今夜か明日、対戦相手が誰か分かったら、戦略を練る?
N:いつも何か見たりするけど、少しだけね。最終的には自分のゲームをすることが必要なんだ。僕は自分のゲームをしないと。自分のベストのテニスをして、相手のことは考えないんだ。
だって、たとえばフェデラーは信じられないようなフォアハンドを持ってるから、少しはバックハンドの方を狙っていくよね?でもそれだけだ。その後は、自分のゲームをプレーするだけ。だって相手のことを考えてたら、最後には自分のゲームをなくしてしまう。

Q:事態が好転した特定の試合があったと思う?
N:何?

Q:この大会で、自信が戻ったと感じた特定の試合があった?
N:どの試合でもとてもいい気分だったよ。最初のクレメンとの試合は、ダブルフォルトしたりバックハンドが少しよくなかったけど、その後は、すごくいい試合ができた。ベルダスコ戦は信じられなかった。フェレロ戦もね。
昨日・・・おとといはまあまあだった。ベストの試合じゃなかったけど、大事な時にはいいプレーができた。5オールでふたつブレイクしたし。そして今日は、すごく、すごくいい試合だった。

2007年3月13日

IW 2回戦敗退後のフェデラーのインタビュー

インディアンウェルズ、2回戦敗退後のフェデラーのインタビューです。
足はなんともなかったようで、とりあえず安心しました。あと、意外とさっぱりしていて、そういう意味でもほっとした感じ。


March 11, 2007
Roger Federer
INDIAN WELLS, CALIFORNIA

Q:敗退はどれほどの痛手ですか?
F:普通の敗退と同じぐらいだよ。ツアーで100回は経験した。だから、これはテニスでは普通のことだと思うよ。僕に問題はなかった。彼がすごくいいプレーをしたんだ。僕はチャンスを逃し、後でその代償を払うんだ。
彼はすごくいいプレーをしたと思うし、僕のプレーがひどかったとは全然思わない。だからいいんだ。

Q:足首に悩まされた?
F:いや、問題ないよ。
Q:全然ですか?ではなぜタイムアウトを?
F:テープを外さなきゃならなかっただけなんだ。どっちの足も(聴き取り不能)ことがあるから、そうしなきゃならないんだ。

Q:母趾にマメはない?
F:ああ、ちょっとだけね。

Q:両足首にテーピングしていますが、毎試合そうですか?
F:そうだよ。特別なことじゃない。足首から趾までテーピングするんだ。多くの選手がそうしてる。だから、変なことじゃないよ。唯一の問題は、前の方と足のところのテープが動いてしまって、思ったようにくっついてない時があるんだ。だから、外したんだよ。それと親指に問題があったからね。でもひどいものじゃないから大丈夫。

Q:記録を追いかけたり、そのことでマスコミから質問されたりしなくてすんで、プレッシャーがなくなるのはいいものでもありますか?
F:いや、僕はむしろそれと向き合いたいんだ。正直なところ。みんなプレッシャーと思ってるけど、それは全然プレッシャーじゃないよ。だって僕は一試合一試合それを引き受けてるんだから。みんなあと一回勝てば記録を破れると思ってるけど、僕が心配してるのはラッキールーザーとの初戦に勝つことなんだ。ほら、それがどんなに大変なことか分かったでしょう。
それに今日は最初から骨が折れた。僕は苦しんでたし、大変な試合だった。初戦はいつでも難しいけど、僕は信じられないほど勝って来た。1回戦負けしないで、多分、2年以上やってきたんだ。だから、それについてはすごく満足してるよ。遅かれ早かれこういうことは起こるんだ。だからそれでいいんだよ。問題じゃない。

Q:あなたのように負け慣れてないと、いつ警鐘が鳴り始めるんですか?いつでも復帰できると感じていますか?それとも奇妙な場所にいる気分ですか?
F:勝った試合でも、試合中何度も、試合をひっくり返せないんじゃないかと怖くなるよ。互角の時でさえ、相手が自分よりいいプレーをしていて、ここから抜け出すのに奇跡みたいなものが必要だと感じたりする。そして今日も同じだった。もちろん、1セット1ブレイク落としてれば、盛り返すことなんて出来るのかと考え始める。自分自身を疑いながら、とにかくやってみる。でも今日は、何かの理由で僕が盛り返せない日だったんだ。

Q:彼が今日やったことで、特に驚いたことがあった?
F:いや、彼とはここで2、3年前に対戦したことがあったから、どうなるかはちゃんと分かってたよ。彼が復帰してから会ったことはなかったけど、彼が全く同じようにプレーするのを見てすぐに、ベースラインからいいリズムを掴むことができた。今日は本当に、大きなチャンスを全部逃したように感じるよ。盛り返すチャンス、プレッシャーをかけるチャンス。セットポイントを握った時、あのフォアハンドを決めるべきだった。そうすれば事態は違っただろうね。でも誰にも分からない。ただ僕の思うようにいかなかったみたいだ。
それに彼は本当に、すごく安定したプレーをしてた。ミスもせず、するべき時にいいリターン、いいサーブをした。だからタフだったよ。

Q:第1セットを落として、第2セットでは空気が抜けたように、どうしていいか分からないように見えましたが。
F:うん、言ったように、第2セットは全然入り込めなかった。最初はよかったんだけど、その後は・・・つまり、僕はタイムアウトを取るのがいやだったんだ。ただそうするのが嫌いなんだよ。トレーナーが来るまでが永遠のように感じるんだ。第2セットに入るころには、もうすべてが死んでしまったように感じて、そのうえ1セットダウンで、既に簡単な事態じゃなかった。なんとか戻ろうしたけど、そうはならなかった。
そのあと、もう一度タイムアウトを取らなくちゃならなかった。邪魔が多すぎたんだ。つまり、勝ってるときは問題ないけど、負けてるときは、なんというか・・・本当にリズムが乱れるんだ。
その後はプレーしやすくなったけど・・・日陰になって、あまり風もなくてプレーするのにはよかったけど、でも、うん、言ったように、今日はただうまくいかなかったんだよ。

Q:キャリアのどの時点でいわゆる「短期記憶」を身に着けたんですか?この試合の後、何事もなかったようにダブルスのコートに出て行きましたが。
F:好きなパートナーと組んでいい人たちと顔を合わせて、いい試合をしたかったんだ。特にシングルスで負けた後は、それを追い払いたかった。長い間そんなことはなかったからね。ダブルスのコートに入って行く時、みんなからスタンディング・オベーションをもらったんだ。すごくよかったよ。みんな僕がダブルスに姿を見せないと思ったのかな。
ロブレドも同じ問題を抱えてた。彼も負けてダブルスをプレーした。これはキャリアの始めのころ、僕が何度も向き合わなきゃならなかったことだ。でも、コートを去る時大きな声援をもらって、それからダブルスのコートに入る時またもらえるのはいいね。
だから、いい気分だよ。ダブルスに勝ったあと、シングルスで負けたインタビューをする。気分が変わっていいよ。

Q:なぜこの大会でダブルスをやることにしたんですか?
F:ここではこの2、3年やってるよ。シングルスは毎日プレーしないし、新しいルールや友達や、プレーする理由はたくさんある。 もう先週ドバイでダブルスをやったから、ここでも1回戦勝てた。こういうのも時々はクールだね。

Q:第2セットでは「もう少し前に出るべきじゃないか」と考えているようでしたが、彼があなたを後方に押し下げていた?
F:いや、彼はボールを生かし続けて僕を振り回したんだ。それに、そう、僕はなんとかして中に入ろうとした。1セットと1ブレイク負けてたら、間違いなく何か違うやり方ができないか考え始めるよ。
そう、僕はするべき時にするべきサーブをしなかった。フォアハンドは望んだようにはうまく決まらなかった。でも、彼はよく掻き回したよ。彼をおおいに褒めなくちゃね。僕は、そう、第2セットでは全然うまくやれなかった。

Q:リズムについてもっと話してもらえますか?ショットの感覚の問題?それともエネルギー?試合にとってどれぐらい重要なものですか?
F今日の試合のこと?それとも・・・

Q:一般的にです。試合のリズムは不可欠な要素ですか?
F:どれぐらい重要か?

Q:そうです。
F:そうだね、つまり・・・僕は何度も盛り返してるけど、盛り返すときは、いつもそれが普通に思えるんだ。盛り返さない時は、なんというか・・・問題がある。つまり、いつもみたいじゃないんだ。相手は、そうするべき時に、僕を完全にやっつけてしまう。彼は最後には完璧な試合をして、もう僕にチャンスをくれなかった。いいサーブをして、ミスもしてくれないし、最後には僕は、盛り返すにはあまりにみすぼらしいプレーをしていた。だから、今日勝つべき人間が勝ったんだ。単にそれが事実で、もちろん、とても重要なことだ。でも、僕はこの10年で50%以上の試合に勝ってきたけどね。
いい気分ではないよ。それが相手がしようとしてることで、実は、こっちのリズムを崩そうとしてるんだ。サントロなんかはその達人だから、いつもちょっとぎこちない気分でプレーすることになる。いつでもそうなるんだ。

Qフォアハンド側で30のアンフォーストエラーがあったのを憶えてますか?問題があったということですが、2セットで30のアンフォースト・エラーです。
F:しょっちゅうあるよ。特に、統計を取ってる人たちの中には、どこでアンフォースト・エラーを取ってるのかと思う人たちもいるんだ。ある大会では、たとえばオーストラリアとかでは5セットで10、別の大会になると60とかね。そういう人たちが理解できないよ。絶対に同じ人たちが統計を取ってないと思う。これは確かだよ。この大会では、多分ちょっと厳しいね。

Q:このような敗退が結果的に休養につながって、クレーシーズンに押し出してくれる?
F:そうだね、僕はとてもポジティブに考える人間だし、このシーズンの最後には僕にとってよかったということになると思うんだ。とてもリラックスしたシーズン開幕を過ごせたし。全豪オープンとドバイでプレーしただけで、休む時間も十分あったしね。だから、シーズン最後まで絶対疲れ果てたりしないと思う。これはいいことだね。

それにこの1年半を考えると、僕はずっとすべての決勝に出てきた。シンシナティとここと、他にもあったかもしれないけど、それ以外ではいつも決勝にいたんだ。ずっと一息つきたくてたまらなくて、それに練習とかいろいろ、試合とか。僕はいつも限界を引き伸ばし続けてたんだ。
だから、こういうのも実は僕にとっていいことかもしれない。ただすべてから逃れて、また休む時間を取って、マイアミの前にハードに練習するんだ。あっちでは早いラウンドを勝てるといいんだけど。

Q:ロッカールームではみんなあなたに何て言いました?
F:いや、僕が入って行っても、みんなあまり僕を見ないんだよね。(笑)

2007年3月11日

IW ナダル2回戦後のインタビュー

インディアンウェルズ2回戦勝利後のナダルのインタビュー。
ナダルは時制を使ってくれないので、いつの話をしてるのかよく分からないところもありますが、勝ててほんのりいい気分のインタビューです。


PACIFIC LIFE OPEN
March 10, 2007
Rafael Nadal

Q:今日はとてもよくボールを打っていましたね。特にフォアハンドは非常によかったです。いいプレーができましたか?いい気分ですか?
N:ううん。

Q:違う?
N:いや、フォアハンドはすごくいい感じだったけど、先月ほどじゃないね。練習ではフォアハンドは特によかったんだ。僕のフォアハンドが一番いい時だったかもね。第1セットではサーブがとてもよかった。10本のエースを取るなんて、僕にはいつものことじゃないからね。第2セットではいくつかミスをして、1ゲームで3つもダブルフォルト、別のゲームでも2つやった。第1セットの最後には、バックハンドをコートに入れられなかったし。
でも、そうだね、フォアハンドがとてもよかったのは重要だよ。この試合に勝ったからね。第2セットでは5-3になったのに、まずいプレーをしてゲームを落としたんだもの。だから、(勝てて)よかったよ。
明日はダブルスをやるんだ。もう少し練習しないとね。でもすごく心配してるわけじゃないよ。だって練習はすごくうまくいってるから。ただもう少しバックハンドに自信が欲しいんだ。

Q:ハードコートに適応し続けていますか?よりフラットに、アグレッシブになってると思う?
N:いや、もっとフォアハンドを使おうとしてるんだ。フォアハンドはとてもうまくいってる。これはとても重要なんだ。だって、先月までは今みたいじゃなかった。こんな風じゃなくて・・・(スペイン語で)
モデレータ:攻撃的?
N:こんなじゃなくて、もっと防衛的だった。今は、違うんだ。ドバイではすごく、すごくよかった。フォアハンドは特にね。この数ヶ月でフォアハンドはすごく進歩したよ。

Q:126マイルのサーブはどうですか?すごく速いですが。
N:キロでいうといくつ?

Q:200です。
N:200・・・もうちょっと。
モデレータ:210.

Q:でもすごく速いですよ。サーブを改良しましたか?サーブははるかによくなって、アグレッシブになったように思いますが。
N:うん、第1セットではサーブはよかった。これは大事だよ。10本のエースで、多くのポイントをサーブで取れた。アドバンテージサイドでアウトサイドのサーブがうまくいったね。
デュースサイドでは、大事なポイントで時々キックを変えたんだ。これは重要だよ。でも、第2セットではサーブにもう少し自信が欲しかったね。1ゲームで3つもダブルフォルトして、別のゲームでも2つもやったから。

Q:フォアハンドをもっとアグレッシブにすることにしたと言いましたが、いつ、なぜそう決めたの?
N:決めたわけじゃないよ。コートが・・・このコートではもう少しアグレッシブにプレーした方がいいって分かるんだ。今はそういう風にプレーして、すごくいい感じでしょう?だから、そういう感じがしなかったら、それ以上アグレッシブにプレーしたりできないよね。でもフォアハンドがすごくいい感じで、これは僕にとって一番大切なことなんだ。だって僕がいいプレーをする時はフォアハンドがすごくいい感じだからね。

Q:前にこんなにいい感じだったのはいつ?
N:何?

Q:今と同じぐらいいい感じを最後に味わったのはいつ?
N:今日は最高の試合じゃなかったけど、練習の時は確かに・・・フォアハンドの感覚としては、すごく昔・・・そうだなあ、2005年とか?多分ね。

Q:もう少し説明してもらえますか?2005年と言いましたけど、その時よりいいの?悪いの?
N:いや、今はフォアハンドは今までで一番いい感じだよ。そういうこと。どうかな、上達したから少しよくなってると思う。多分、2005年より今の方がいいよ。
たくさん勝つのは別の話なんだ。でも、いいプレーをして上達して、2005年より今の方がより完全なプレイヤーになってると思わない?

Q:リターンのアプローチはどうですか?
N:相手のサーブの時あまり下がらないようにしてるんだ。同じ場所に留まってもう少し・・・(スペイン語で)
モデレータ:Further(さらに進む)
N:Further。新しい単語だ。いいね、こういうのはいつも大事なんだ。勉強になるよ。

Q:もっと中へ?
N:そう。

Q:クレー・シーズンが楽しみ?
N:インディアン・ウェルズが楽しみだよ。それからその後のマイアミがね。この2つの大会は僕にとっても他の選手にとっても重要なんだ。シーズン最初のマスターズシリーズだし、ポイントが高いからね。ベストを尽くしていい大会にするつもりだよ。

Q:去年はハードコートでベストのテニスができたと思う?
N:うーん、上海とウィンブルドンではとてもいいプレーができたけど、ハードじゃなくてグラスだね。あまり憶えてないんだ。ドバイでは去年も今年もいいプレーができた。そうだね、クレーでは、ひたすらプレーするだけ。たくさんの試合に勝ったけど、僕の意見では、モンテカルロの準決勝と決勝はすごくよかったと思うよ。僕のベストのプレーだった。バルセロナでは、勝ったけど(2005年のこと?)プレーはまずかったと思う。僕のベストの大会はクレーのローマだね。

Q:ハードコートで動いたり走ったりするのはクレーとはずいぶん違う?ストロークに影響はありますか?
N:うん、違うよ。違う。クレーでは、あれ・・・
Q:スライド?
N:スライドしたりできる。僕にはその方がやりやすいんだ。クレーで多くプレーしてるし、スペイン人にはその方が簡単なんだ。