2007年4月24日

Monte Carlo ナダル勝利者インタビュー

遅ればせながら、モンテカルロ、ナダル優勝後のインタビューです。
テニスの内容について多く話してますが、テニスについては私の推測がきかないため、比較的分かる部分を抜粋で・・・よければどうぞ。

フェデラーのはまた明日・・・でもあまり楽しいインタビューじゃないのでやらないかも。


April 22, 2007
Rafael Nadal
MONTE-CARLO, MONACO


Q:次にフェデラーとプレーする時は、自分が勝利者候補じゃないとは言えませんね。(注:前日のインタビューで、フェデラーの方が優勝候補と答えてました)
N:その質問が来ると思ったよ。でも同じように答えなくちゃならないだろうね。だって・・・うん、確かに、クレーでは僕はたくさんタイトルを取ってるし、いいプレーをしてる。でも、僕の意見では、今日の試合はすごくオープンだったんだ。(the match of today was very open. どちらにもチャンスが開かれていたという意味?)
彼のチャンスか僕のチャンスか分からないけど、でも試合の間中ずっと、すごくオープンだった。彼はセットを失わずに決勝まで来てたけど、僕もセットを失わずに来てた。多分二人とも同じオプションがあったんだ。みんなに同じチャンスがあるわけじゃない。彼は世界No.1だから、彼が優勝候補だよ。

Q:大体において思ったより容易じゃなかったですか?2セット、1時間半ですから。こんなゲームを予想してましたか?
N:僕はいつでもすごくタフな試合を想定してる。コートに出る時はいつでも、すごく難しい試合になり得ると考えるんだ。特に世界No.1と戦うためにコートに出るとすれば、それはタフになるよ。
そう、でも、自信は持ってたよ。今週はベストのテニスができてたから。でも、彼もすごくいいのは分かってた。最終的には僕が2セット取ったけど、スコアと試合は同じじゃないこともあるんだ。試合はタフだった。最初の方は、彼の方が僕よりいいプレーをしてたと思うよ。

Q:彼がフォアハンドであれほど多くのミスをしたのには驚きましたか?普通は彼の最高の武器ですが。
N:僕はフォアハンドを彼のバックハンドに打って、それからフォアハンドに変えてたんだ。そんなに多くじゃないけど。
でも、最初のうち彼はバックハンド側をよく守って、フォアハンドも多く返してきたから、僕にはとても難しかった。でも、少し変えて、彼のバックハンドに打ってフォアハンド側にオープンコートを作るようにしたんだ。
この戦術の変更は重要だった。試合はそこで少し変わったんだ。うん、本当に、彼はいつもやらないようなフォアハンドのミスをいくつかしてたね。
でも、僕のプレーもよかったんだよ。どのポイントも、いつも安定して、しっかりしたプレーができた。

Q:今日の勝ち方はすごく簡単でしたね。
N:簡単なんかじゃないよ。

Q:でも、こんな風に勝つなんて驚きじゃないですか?
N:もちろんNo.1に2セットで勝てば驚くよ。すごくタフな試合を予想してたし、事実タフだった。最初のうちはロジャーの動きはすごくよかったし、攻撃的だった。中に入ってバックハンドを打ってきて。
最初のうちは特にタフだったね。でも彼がいくつかミスをした後、コートですごく楽に感じるようになった。でも、第1セットはすごく、すごく難しかったよ。

Q:今日のサーブはよかったですね。第2セットで85%です。これはあなたのゲームのカギのひとつ?
N:ファーストサーブ?

Q:そう、85%です。
Q:第1セットでは74%。

N:遅いサーブだったからね。

Q:でも、それは戦略でしょう?
N:そう。サーブが速い方がロジャーはいいプレーをすることがあるんだ。それは分かってた。ポイントが遅いより速いほうが彼にはいいんだよ。
それに、遅いサーブを打てば、次のショットまでに時間があるからね。彼に対する僕の戦略は、いつもファーストサーブのパーセンテージを高くするんだ。もしファーストサーブでミスすると、セカンドサーブでは彼はすごくうまく攻撃してくるから、僕が巻き返すのはすごく難しいんだ。

Q:バンダナは偶然落ちたの?あれは事故?
N:もちろん事故だよ。こんなふうに触ってたんだ。でも・・・

Q:手が当たったの?
N:そう、引き抜いて(pull out)、ネットに出たんだ、だって・・・

Q:(聞き取り不能: pull outより適切な単語を教えてくれたのかも)
N:そう、いい単語だ。だって、顔に髪がかかったままポイントが続いてたんだ。だから最後にはネットに出ようって決めたんだよ。

Q:じゃあウィンブルドンではバンダナなしでプレーする?
N:なしで?

Q:もっとネットに出られるでしょう。
N:やってみるよ。

Q:次の大会はいつ?
N:バルセロナ。

Q:言うまでもなく、あなたはロジャーに大いに敬意を抱いてますが、クレーでの彼のプレーについて、あなたに近づくために彼が改善する必要があるんじゃないかと思うことはある?
N:いや、分からない。彼はすごくうまいから・・・だから分からないよ。本当に分からないんだ。だって、彼について言うことなんてないよ。そんなのバカみたいでしょう。彼に対して・・・(スペイン語で)
グランドスラムを10も取ってる人に、2つの僕が何を言えるの?彼はどこでもすごくうまいよ。去年彼はクレーのマスターズシリーズ2つとグランドスラムひとつで決勝に出たんだ。
彼は今年もいいスタートを切ったよね。クレーコートの最初の大会でのプレーは悪くなかったと思わない?いいスタートを切ったよ。1セットも失わなかったし、対フェレールとフェレーロの2試合、とてもいいプレーをした。(二人とも)クレーではいつでもタフな相手だよ。
TVで見てたけど、僕は彼のゲームがとても好きだ。特にフェレールとフェレーロの時は、すごく、すごくいい試合だったよ。

2007年4月11日

フェデラー、クレー前のインタビュー

左の小ネタにも書きましたが、フェデラーの切手が発行されました。
バーゼルでのセレモニーがあり、その時記者団にいろいろ語ったようです。

Federer honoured on postage stamp
Federer looks to bounce back

切手の発行について:
「とても名誉なことだ。ウィンブルドンとか、グランドスラムのタイトルを取るのにも匹敵すると思うよ。僕の人生の重要な瞬間だ」

北米での敗退について:
「あの2試合は僕にとってタフな試合だった。特にマイアミは痛手だったよ。最終セット7-6で負けるのは決して面白いことじゃないからね」
「でも正直、2人の違う選手に負けるよりは、同じ相手に2度負ける方がいいね」
「2人の違う選手に負ければ、自分はいいプレーをしてなかったと考えるだろうけど、同じ相手なら、『オーケー、彼が絶好調なんだ』と思える。耐えやすいんだ」

クレーシーズンの前に時間を取れたことについて
「それが考えられる唯一の利点だね。だって、あれで間違いなく自信を少し失ったもの。でも、同時に僕にもっと時間を与えてくれた。多分、それは幸運だったね」
「これはまさに、この2、3年僕になかったことだよ。意外な敗北のひとつを喫して、そうしたら、突然もっとオフの時間ができた。これが役に立つことを願うよ」
「もっと休みを取るためにモナコをスキップしたシーズンも1、2回あった。でもそれはやめたんだ。あの大会は、どうプレーしたらいいかとか、練習の時何に取り組まなくちゃいけないかについていいアイディアをくれるからね」
「全仏オープンに似てるんだ。たとえ1回戦で負けても、他の選手がどうプレーしてるのか指針をくれるし、クレーでどうプレーすればいいのか思い出させてくれる」
「去年はクレーコートの大会でひとつも優勝できなかった。だから、今年はやりたいね。全仏オープンはもちろん僕にとって大きいよ。まだ優勝したことのないスラムだもの」
「今年(全仏を)取れるとしたら、4つのスラムを連続で取れるってことだ。そしてその次の月はビョルン・ボルグの記録に並ぶ挑戦をする(ウィンブルドン5連覇)。だから、僕にとってはとても興味深い夏になるだろうね」
「マイアミの後のオフが、今後のタフな12週間に向けて準備万端であるための、重要な部分になることを祈るよ」


多分、フェデラーのことなので、次の大会では気を引き締めて来ると思いますが・・・ 全仏に焦点を合わせているとすれば、最初の方の大会ではあまり調子を上げてこないかも。そうだとしたら、また波乱もあるかもしれませんね。でも、3大会連続波乱だと、ちょっと気持ち的にガックリ来ちゃうような気がして心配。モンテカルロは決勝まで行って、王者の自信を取り戻して欲しいです。

クレーはナダルに取って欲しいと思ってますが、フェデラーが向こう側にいることを疑ったことはなかったです。フェデラーは、ナダル以外に負けて欲しくないんですけど。

・・・なんて書いてて、またすぐフェデラーの独裁状態に戻って「あの時が束の間の休息だったんだねー」なんて言うことになりそうな気もしますが・・・

去年のように、二人が決勝で毎回顔を合わせてくれるといいな。でも、全仏はもう1年、ナダルに。お願いします。


しかし、フェデラー、70も賞をもらってるんですね。
70って・・・想像できません。

2007年4月 3日

Miami ナダルのインタビューから

いよいよもうすぐクレー・シーズンが始まりますが、ナダルはどんな気持ちなのか、インタビューから抜粋してみました。あと、デビスカップに出ない原因となったケガについても気になったのでちょっとだけ。


Q:ヨーロッパのサーキットを圧倒的に支配してきましたが、すごくいいプレーをするようになって3年目に入るにあたって、「ああ、またあれをやらなきゃならないのか」と思う?それとも全く新しいものと考えてる?
N:もう1年同じことをやらなきゃならないと思ったら、すごくすごく大変だろうね。だから、ただいつもと同じようにモンテカルロに行って、いい結果を出せるよう、ベストのテニスができるよう努力するよ。ベストのテニスが出来たら、いいクレー・シーズンになるチャンスはあると思う。ダメなら、いいシーズンにならないだろうけど。
でもそういうことなんだ。この2つの大会(IWとマイアミ)の間、僕はただベストのテニスをしようとしてきた。たくさんのことを変えて、ずっといいプレーができたよ。それにはすごく満足してる。ヨーロッパに自信を持って行くのには大事なことだよね。
だから、今は何が起こるか分からない。でも、ひとつマスターズのタイトルを取って、ここでQFに出て、ひとつもタイトルがないのとは違う。だから大事だよ。
ベストを尽くしていい結果を出せるよう努力するよ。すごく、すごく難しいって分かってるけどね。不可能かどうかは分からないけど、すごく、すごく難しい。去年と、この2年と同じようにやるのはね。でもいい大会にするよう努力するよ。

March 28, 2007

Q:今日(デルポトロ戦)はケガをしているようには見えませんでしたが、なぜデビスカップに出ないことにしたんですか?
N:僕にとっては・・・この質問にはスペイン語で答えたほうがいいかな。デビスカップでプレーできないのにはとてもがっかりしてる。もちろん、僕は今本当にいいプレーをしてると感じてるし、特にこの1ヶ月はベストのテニスをしてる。
ずっと足に痛みを感じながらプレーしてるんだ。すごくいいプレーをしてるけど、足に痛みがある。ドバイの前の週にマヨルカで練習してて、足に小さなケガをしたんだ。それ以来、痛みを感じながらプレーしてる。
2年前マドリッドで4ヶ月のケガをした。その時みたいに、1ヶ月前からいつも少し痛みを感じるんだ。それで、この2つの大会が終わってスペインに戻ったら、しばらく足を休ませることにしたんだ。
今は痛みがあるから休まないと。デビスカップに出られないのは残念だけど、キャプテンと話して、彼も僕も、僕が100%だと感じないならチームに入らない方がいいということになった。いい選手がたくさんいるし、彼らが僕より調子がいいなら、僕がいなくても勝てるよね。

March 27, 2007