2008年5月31日

ナダルのブログ@全仏08-3 by いっこさん

原文: Doloridos masajes El blog de Nadal  elmundo.es

痛~いマッサージ

5月30日

みんな、こんにちは。僕達はまたもう一日パリにいて、夕食に出かけるのを待ってるところだけど、明日の試合の準備をするためにさっさとホテルに帰るつもり。このブログではまだテニスと関係ないことを殆ど何も書いてなかったね。いつも会場に向かう時の仕度、出て行くときのことなどばかりで。だから、今日は毎日のように行ってるレストランのことを書くよ。それはとても小さなピザレストランで、「ナポレターノ」というシンプルな名前。すごいんだよ。ピザはパリで一番だし、僕がいつも食べるパスタもそう。同じものだからというんじゃなくて、それを本当においしく作るんだ。白いパスタにエビときのこ。僕がウィンブルドンで作るやつと同じなんだけど、彼らの方が上手に作るのさ。

このレストランは、ビットリオ・セルミというATPの人に教えてもらったんだ。ビットは30年もテニス界で生きてる人で、本当に何でも知ってるんだよ。このところ辛い時期を過ごしてるから、ここからお見舞いと強い抱擁を彼に送りたい。毎日あそこに行くたびに彼のことを思い出して話題にするんだ。ビット、元気出して!!

昨日は、殆ど毎日そうするように、9時にレストランに行った。試合が早い時間なら(第1か第2試合なら)、大体その時間に行くし、もっと遅ければ9時半頃に着く。昨日は雨天中断が1時間ちょっとあったし、試合後の諸々の仕事があったから、ホテルに向かって会場を出たのが午後7時半頃だった。明日の朝は同じことを8時半にやらないと。

ホテルに戻ってからも、テニスに関係がある作業を続けるんだって言いたかったんだ。戻り次第、僕と一緒に全ての大会を回る理学療法士、ラファ・マイモが、翌日に備えてちゃんと回復するように必要なマッサージを施す。きみらの中には、マッサージだなんていいねぇ、そうだろ?って言う人がいるだろうね。それが、違うんだ。リラックスさせてくれるタイプのマッサージじゃないんだよ。強く押すもんだから痛む、痛~い種類のスポーツマッサージなんだ。

さあ、夕食に出かけるからここでお別れ。なにごともなければ、連続3試合目になる。午後、雨が降るかもしれないと天気予報は言ってるから、そう言うんだけど。それで、雨の心配が少ないから、第2試合の方が第3試合よりいいかい、って訊かれたんだ。

じゃあね、みんな。

2008年5月30日

ナダルのブログ@全仏08-2 by いっこさん

原文: la rueda de prensa El blog de Nadal  elmundo.es

記者会見で間違っちゃった

5月29日

こんにちは、みんな。

まず、このブログが遅れたことを謝らないとね。昨日ホテルに戻ってブログを書いてたら、インターネットが機能してないと言われたんだけど、それは僕たちがいたホテルだけじゃなくて、たくさんのホテルがそうだったらしい。他のホテルにいた選手たちも同じトラブルがあったというから、それは本当だったんだと思う。

初めに言いたいのは、水曜日に記者会見で間違えたこと。言うつもりじゃなかったことを言った...というより、「僕は無力だ」って言った時の言い方が悪かったんだ。試合のことについて、そして僕が雨のおかげであんなに遅く試合をしたことを茶化しながら言ったんだけど。何か言うのが難しいことがあるね。言ったことは言いたかったことじゃなかったというか、少なくともそんなに強く聞こえるように言いたかったんじゃない。

このブログで説明するのは長くなりすぎる。記者会見でももうそうしたんだけど、記者たちは、当然だけど、最も強く響く言葉を取り上げたんだ。それは分かってるけど、言うことに注意してなかったんだと思う。問題は、明日(これを読んでもらう時には今日)試合して、もし勝ったら、雨で流れた2日を取り返すために、金曜日もまたやらなきゃいけないということなんだ。他の選手たちはもう2回戦を終わって、今日は休んで明日は3回戦に臨む。何かがうまく行かなかったようだけど、まあどうしようもないよね。大会側は観客に対して、選手たちのパフォーマンスを見せたいのは分かる。仕方がない。

たくさんの人が僕に雨が降った2日間何をしてたかって訊いてきたけど、答は「あんまり何も」だ。月曜日8時半にホテルを出て、会場に早く着いた。毎日そんな感じ。前の送信分で言ったように、用意が出来ていないといけない。ホテルから出て、雨が降っているのを知った時といったら、ひどい気分だ。1日中降るとしたら、何しに行くんだろう?と自問する。

それでも、急に止んだ時のために、行って準備しておかないといけない。でもまあ、もう慣れてるし、諧謔的に考えればウィンブルドンの準備をしてるってことさ、ハハハ。

みんな、ありがとう。

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このブログが載っているelmundoでも、28日の夜に「ラファ・ナダルは大会の運営組織に批判的」というタイトルで記事が出ていたのですが、雨で試合ができなかった者だけに強行スケジュールになることに対して何とかできないのかと「陰で言ってるんじゃなくて、彼らにはっきり言った」ということでした。聞き入れられなかったので、「僕は無力だ」となったんでしょうけど、それを取り上げて何か言われたんでしょうね。私も、「こいつ文句ばっかり言ってる」と思われるだろうな、とちょっと心配したんです。彼もここに少し書いてるけど、大会側としては、ラファが出る日を変えるのは難しいのだろうと思います。楽しみにしてるファンがかわいそうですからね。

しかし、今見たら、本当に明日(金曜日)も出場になっています。 確かに3日連続はちょっと酷いかも。フルセットとか長い試合じゃなかったのが救いだけど、そういう選手もいそうです。同じ下半分なのに、ジョコなんかすごくラッキーですから、ひがみたくなる気持ちも解る...。

2008年5月29日

ナダルのブログ@全仏08-1 by いっこさん

原文: Ahí, esperando El blog de Nadal elmundo.es

そこで待っていた

5月28日

大会が始まったらブログも開始だと言われたんだけど、初戦ができないことのフラストレーションで全てがこじれてしまったんだ。2日間試合をやるために待ち続けてる。昨日は何分か出たけど、結局ほんのちょっとだった。いつもの僕のウォームアップより短かったよ。ひどいもんだ。

それなら書く時間がたくさんあるんだから、やればいいのにと思うだろうね。実際にはそうでもないんだよ。常に出番のことを考えてなきゃいけなくて、いつでもコートに入る準備ができていないといけない。例えば昨日なんか、殆ど試合を始める準備ができてた時に、パウ・ガソル(NBAでプレーしているバルセロナ出身の選手。ラファと一緒に広告に出ている)のシャツをくれたんだ。写真とかテレビの撮影は5分足らずのものだったけど、もう出るつもりでいるところなのに...。

ちょっと説明しよう:僕らはいつでも用意できてないといけない。僕は、予定では11時開始後の第2試合でやるはずだった。準備を整えて、ウォームアップして、11時には用意ができていないといけないから、朝の8時半にホテルを出た。11時に試合があるわけじゃなかったけど、直前の試合で何かあって選手がリタイアしたら呼ばれて、コートに出ないと失格にされるから、待機していないといけないんだ。そして、会場に着いたら、雨が降り続けた。ウォームアップするコートを与えられるのを待ってる。言ったように、さんざんだよ。遊ぶ時間があるかもしれないから、プレステを取りに人にホテルへ行ってもらったぐらいさ。実際にはプレステで遊ぶこともできなかった。ただ待ってただけ。

2008年5月28日

ナダルQ&A@全仏08

elmundo.esにナダルがまたブログを書いています。(スペイン語)。
1日目にさきがけてQ&Aが出ていたのでいっこさんが訳してくださいました。
いつもいつもありがとう。m(__)m

というか、最近私全然書いてないので、いっこさんにブログを譲った方がいいかも(汗)


原文: El consultorio de Nadal

1. ハンブルグの決勝で、筋肉のトラブルで理学療法士が手当してたのを見たけど、RGにはどんな感じで到着したの? 痛みは取れた?

全く大丈夫だよ。ハンブルグの決勝では、初めの部分で筋肉に痛みを感じてヒヤッとした。特に前方に動く時とか、かなり気をつけながらプレーしたよ。試合後すぐにエコーで診て貰ったけど、どうもなかった。心配してくれてありがとう。体調は万全と思うから、うまく行くよう祈るよ。

2. 誰がパリで皆を驚かせると思う? きみ以外に勝利の可能性があるスペイン人選手がいると思う? 頑張れ、ラファ。

誰が驚かせてくれるかは分からないよ、だからサプライズなんだろ?ハハハ。他のスペイン人選手に関して言うなら、ダビッド・フェレールは、このところはあまり調子よくないみたいだけど、すごくいいプレーをしてたよね。ニコ・アルマグロやフアン・カルロス・フェレロもいいプレーをしてきた。故障の最近の回復状態にもよるけど。

3. 1回戦の相手、トーマス・ベルッチについて何か知ってる?

対戦したことはないけど、誰かは知ってるよ。最近の21試合で20勝したことは知ってるし、絶対にすごく自信を持ってやって来るだろうね。前の質問のサプライズじゃないことを祈るよ。

4. あなたたち選手とテニス協会の会長との紛争をフォローしてきたけど、なぜ準決勝をマドリッドでやるのがイヤなのかよく解らないの。あなたたちを見に行くために、その勝ち抜き戦の日が来るのを楽しみにしてるのよ。幸運を祈るわ。

紛争じゃなくて、単に会長のやり方やインチキに同意できないだけさ。それはずっと以前から来てることで、マドリッドでのデ杯の問題でそれが強く出たんだ。そしてSMSの問題が最後、というより最後から2番目かな。僕らの姿勢ははっきりしてる:彼に代理されてると思わないし、彼が出席するイベントには出ない。繰り返すけど、マドリッドに反対するということは全くなくて、その逆だよ。僕はマドリッドが大好きだし、いっぱい借りがあるんだ。市のメダルを貰ったし、マスターズで優勝したし。誰かが打算でそこに問題を持って行きたかったのであって、そうじゃないと繰り返しておくよ。

5. クエルテンの送別会についてどう思った? 僕は、そこで彼に記念のトロフィーをあげたのがよかった。きみもパリで3回勝ってるんだよね。きみもあのブラジル人みたいなアイドルだと思う?

グガはテニスや、特にRGにとって、とても大切な人だったと思う。ここですごく愛されてて、彼はそれに値する人だ。彼の送別会を見るのは感動的だったし、ロッカールームに入った時、選手たちで祝賀会をしたんだ。そのことは誰も知らないと思うけど。すごかったよ。彼は素晴らしい人で、彼がこの送別会をしてもらえたことを嬉しく思う。

2008年5月25日

スペインお家騒動5 by いっこさん

ちょっとアップが遅くなってしまいましたが、ムニョスのSMSの内容をいっこさんが送ってくれました。

パワハラだ~~
こんなメール何度も送りつけられたら神経衰弱になっちゃう・・・(涙)
やることも幼稚だし。

負けるな、モヤ兄+スペインバモたち!!


リサベツキーが調停者としてラファ、モヤ、トミー、マグロにムニョスの申し出を書状で伝えたという記事が先ほど出ていました。
大体、昨日「その4」のコメント欄に書いたことと一致しており、特に進展はありません。次期会長戦には出ないことを約束するという内容で、選手としては全員が集まって検討します、としか言いようがなかったようです。「書いてはあるが、本当に出ないのかどうかは分からない」と、誰も信用していない様子。
このおじさん、単なる公的な使者の役目しか果たせず、国家が間に入っても信用できないほど、会長不信の根は深いんですね...。

Lissavetzky comunica la propuesta de Muñoz de no presentarse a la reelección

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それから、ちょっと古いんですけど、会長のSMSの内容が説明されている14日付の記事を昨日見つけたので訳しました。SMSの原文は、各当事者と彼の間の出来事などを了解していない私には意味不明な部分が多く、文章になってもいないような部分も多くて翻訳する能力がなかったのですが、これを読むとよく分かりました。

デ杯の開催地選択を契機に勃発したこの騒動ですが、それは単なる引き金であって、この会長の就任以来の横暴に選手たちがとうとう耐えかねたわけです。しかも、あのあとすぐに選手を集めて話し合うという方法を取らず、逆に子供じみたメッセージを送りつけてますます刺激するというお粗末さ。その結果、選手たちの態度を硬化させてしまったうえ、世間にその実態を露呈してしまったのです。

'Habéis diseñado una conspiración'

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ペドロ・ムニョスは少年のようだ。このところデービスカップチームの選手やそのコーチたちに送ってきたメッセージの幅の広さと数では、手慣れた思春期の若者のように携帯を操る。「僕らのキャリアを攻撃するために携帯電話を使うんだ。」と最も多くメッセージを受け取った者の一人であるカルロス・モヤは述べた。彼に送られたSMSの語調は極度に野卑なものである。
会長は、現在ATP12位のこの選手の控えめな成績を取り上げて、そのプロとしての将来を茶化した。それだけでは気が済まないで、彼の恋愛関係など更にプライベートな問題に踏み込み、彼がジュネーブに税務上の住所を置いていることを非難した。また、1998年のマスターズカップ決勝におけるアレックス・コレッチャ戦など、彼の最も痛ましい敗北を思い出させた。
モヤはこのメッセージのやり取りを再生し、電子メールで彼の僚友たちに知らしめた。フアン・カルロス・フェレロは、彼のコーチであるアントニオ・マルティネス・カスカレス及び彼の代理人ダビッド・セライマを通じて、ムニョスが同種の玩具を手に、どのように人をからかうか、十分知ることになった。「その大会を擁護し続けて、各団体には、どういう所に彼らの公的な資金をつぎ込んでるかは言わないよ」とカスカレスは受け取った。それは、フェレロが資金面で一役買っているバレンシア大会のことを示唆している。それと平行してムニョスは、皮肉から、この大会の実現を難しくしてやる、というセライマに対する言葉での脅迫に移った。
ダビッド・フェレールの新しい携帯電話の番号を忘れたので、彼がベニドルムの候補を支持したことを非難するために、彼のコーチであるハビエル・ピラスの方に出した。「きみは敗者として、彼は勝者として、決勝(ゴド杯のタイトル戦でナダルがフェレールに勝ったこと)を祝うために、私の辞職を要求して、民主的に選ばれた者を失脚させるために君らの力を利用した陰謀を企んだことを残念に思う」。
その攻撃は、協会のスポーツ委員長アルベール・リバとの会合で、ピラスとフェレールがマドリッドの入札値と同等だったベニドルムの選択肢を擁護した後に行われた。「私たちが持っていた唯一の関心といえば、レバンティノ(東海岸人)だから、ということ。金を稼ぐためなら、年中やってる自分の仕事がある」と、コーチは言った。
攻撃は更に強くなる。「きみは、他の者と共に、海面の高さは南地中海、具体的にはベニドルムにあると信じ込ませようと企んでいる。(中略) なぜなら海面の高さというフレーズは、口に出せないようなことを隠すために役立つからだ」とムニョスは続けた。
ラファエル・ナダルも煤煙から逃れられない。「チームが海面の高さのところでやりたいと決めたら、チームメイトに反対して彼を支持するように僕に要求するんだ。『それは(そうしてくれら)忘れないよ』と、そのご褒美を約束するという調子で終わるのさ」とマナコールの選手は言った。
2度に亘るデ杯チャンピオンになったスペインチームの監督団の一員であったフアン・バウティスタ・アベンダニョは、この新聞にコラムを書いた後、会長の弱い非難を受け取った。「これは私が受け取った中で最も控えめなメッセージのひとつだ」と言う。ムニョスは、自分がスペインテニス協会をクビにしたアベンダニョの失業状態を嘲笑ったのである。

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