2008年7月 7日

ナダルのブログ@WB08-15

原文: My final post: good bye, everyone Times Online

7月6日(日)

やあ、みんな。

これがウィンブルドンからの最後のブログになる。現実的に考えて、明日は書けないと思うんだ。月曜日は朝早く飛行機でシュトゥットガルトに行くし、明日は勝っても負けても、書くのはムリだ。もし勝てば(どうかどうか、そうなりますように)、クラブが企画するウィナーズ・パーティに出ることになるから、論理的に考えて時間がない。負ければ荷物を全部まとめて(大荷物なんだ。いつもだけど)家族と一緒に過ごす。どちらにしても、月曜日の朝早くのフライトだ。

今日について言うと、午前中はすごく忙しかった。2時間練習したんだ。最初はもっとすんなりいくつもりだったんだけど、ボールを打つ感覚があまりよくなくて、もう少し練習することにした。トニおじと、Nacho Collっていうマノルカ出身の選手と一緒だった。彼のことは前から知ってる。バレアレス・テニス・センターに所属してて、フューチャーズ・イベントでプレーして回ってるんだ。僕たちがマヨルカにいる時は、時々彼と打ち合ったりしたよ。その後は、メディアの仕事がたくさんあった。記者会見、TVのインタビュー、僕を追いかけてあちこちの大会を回ってるスペインのメディアとの会合。

午後は家にいて、家族と僕のチームと一緒にトランプやダーツ、プレステをやったりした。静かでリラックスした1日だった。明日のことは考えずにね。夕食を食べながら、トニおじと僕は少し明日の試合のことや、どうプレーするべきかについて話した。いわゆる戦略会議だね。これが僕たちのやり方なんだ。トニがアドバイスや、考えるべきことを言ってくれることもある。彼は僕がそういうことについて考えられるように、今夜そういう話をする方がいいと思ったんだ。明日の朝、試合が近くなってからじゃなくてね。僕たちには決まった手順はなくて、今日はそんな風だった。

両親は友達と夕食に出かけて、僕たちは家にいた。トニとラファ・マイモ、Tuts、僕の妹、ラファエルおじさんとベニトも一緒だ。僕たちはエビとマッシュルームのパスタを作って、静かに過ごした。

終わりに、僕にブログを書かせてくれた新聞社と、関心を示してくれた人、読んでくれたみんなにお礼を言いたい。僕の言ったことの中に、楽しんでもらえるものがあったらいいんだけど。僕の仕事は書くことじゃなくてテニスをすることで、僕はそっちの方が上手だ。間違いなく、書くのは僕が最高にうまくできることじゃないね。みんな気づいたと思うけど。

もう一度、どうもありがとう。またすぐに書けるといいな。


最後のブログが優勝後じゃなくて残念。喜びの声を聞きたかったのに・・・
それにしても、シュトゥットガルトに出るとは驚きです。まあ、パスすると250pを失うから痛いですもんね・・・その後1週間おいて北米のマスターズシリーズふたつあるし、その後はオリンピック。体大丈夫なのかな???

ナダルのブログ@WB08-14

原文: The night eight paparazzi attacked me Times Online

7月5日(土)

まず最初に、夕べはいつものようにブログの投稿を送らなかったことを謝りたい。いつもは夕食の後、マッサージ・テーブルで、フィジオのワークを受けてる時にやるんだ。僕が口述して、僕のPRマネージャーが書き取る。これが、毎日やってきたやり方なんだ。でも昨日は試合後にやるべきことを終えたのが遅かった。TVのインタビューを受けたり、スペインから来てくれた人たちに挨拶したり、メディアの賞をもらったり。全部で2時間以上の仕事だ。それはいいんだけど、家族に、外で夕食を食べようと言ってあったんだ。家族のほとんどが来て、家で夕食じゃ入りきらない。それで、出かけることにしたんだ。ウィンブルドンでの16日の間に、夕食に出かけたのは2回だけ。最初はアルベール・コスタの誕生日のサプライズ・パーティで、それから夕べ。戻ってきたのは遅い時間(深夜)で、疲れてたんだ。マッサージも少しやったけど、ブログの時間まではなかった。ごめん。

昨日びっくりしたのは、パパラッチが8人、レストランで僕を待ってたことだ。出かけるなんて誰にも言わなかったのに、僕が着くと、彼らはなんというか、僕に襲いかかってきた。これが正しい言葉かどうかわからないけど、本当に変だった。やりすぎだよ。僕はいつもメディアと仕事をしてるし、インタビューも受けるし、彼らと親密に仕事をしてる。でもこれはフェアじゃないと思うよ。わずかな自由な時間に、家族とただ食事に出ただけなのに、僕を追い回して売るための写真を撮るなんて。自分が有名だってことは分かってるけど、僕は名前を売って食べてるわけじゃない。僕はコートの上でやることで食べてる。そこで仕事をしてるんだ。夕べのことはあんまりだと思う。文句を言ってるんじゃないよ。それは僕のスタイルじゃないし、何かを隠そうとしてるわけでも、パパラッチがいるかもしれないから出かけないわけでもない。ただ、フェアじゃないと思うだけだ。でも、そういうものなんだよね。いつか社会がこういう人たちに対抗してくれることを願うよ。

2008年7月 5日

ナダルのブログ@WB08-13

原文: Beaten at foot-tennis and cards - at least I got lunch right Times Online

7月4日(金)

やあ、みんな。

今日のブログは、何を言えばいいのかさっぱり分からない。今までみんなに話してきたのと違うことは何一つしなかったと感じる一日だった。いつもの時間に起きて、いつもの時間(正午)に練習に行って、1時間とちょっと練習した。そうそう、練習の後フット・テニスをやったよ。僕はいつもこれを楽しむんだ。僕たちがやるのをたくさんの人たちが見てた。僕とマイモ対トニとカルロス・コスタだ。マイモは全然ダメ。僕たちが負けたのは、単に彼が「zero on the left」だからだよ。ハハハハハハ。彼はフィジオとしては最高だけど、サッカー・プレイヤーとしてはもうひどいものだ。それでもすごく楽しかったけどね。これはいつもやることで、負けるのもいつものことだって言っておかなくちゃね。でも、接戦だったんだよ。物事の明るい面を見ればね・・・僕がいつもそうするように。

それから家に帰って、簡単に昼食を作った。昼食の間(またかなり遅い時間に食べた)、クレメン対シュトラーの試合を大体見た。明日の試合がすごく楽しみだ。3回連続のここでの準決勝で、僕はすごくモチベーションも高いし体調もいい。多くの人が、明日は簡単な試合だって思うかもしれないけど、冗談じゃない、ウィンブルドンの準決勝なんだよ。難しい試合以外にありえない。明日は天気予報もよくて、晴れてるから、普通ならプレーできるだろう。

他に何かあるかな?正直、あんまりない。昼食の後、トランプをした。「The One」っていうゲーム。ここでも僕は負けた。マイモは僕のことを「フィレテ(filete)」だって言う。英語に訳すとsteak(ステーキ・肉や魚の厚い切り身)だね。英語では何の意味もないって言われたんだけど、僕たちは、誰かが何かをヘタだって言う時に使うんだ。「お前は厚切り肉だ」。ハハハハハ。今日は僕がディーラー役をやった。僕たちは4人、それとベニトがまたビデオを撮ってた。こんなビデオ、どうするんだろう?使わない方がいいのに!

とにかく、みんな、応援ありがとう。あと何日か、ブログを書けるといいな。つまり、勝ち抜けるってことだけど・・・

Rafa


zero on the leftってどういう意味が分かりませんでした・・・何かサッカー用語?
それともマイモが左側にいて、1点も取れなかったってことなのかな???とかいろいろ考えましたが不明。

The One は「ウノ」ですよね。(スペイン語で言ってくれる方が日本人には分かりやすい)

2008年7月 3日

ナダルのブログ@WB08-12

原文: The crowd were fantastic - and I played not bad, too Times Online

7月3日(木)


やあ、みんな。

今日のは妙なブログだね。僕が書いてるのはイギリスの新聞で、彼らのNo.1選手と対戦したばかりなんだから。アンディのファンがあんまり怒ってないといいんだけど。第1セットの後半と第2セット全部、僕は間違いなくベストのテニスをしたと思う。今日はすごくいい気分だったよ。

でも、特別に観客のことを言いたかったんだ。彼らはすばらしかった。ものすごくフェアだったとインタビューでも言ったけど、単にもう最高の観客だってことをここでつけくわえておくよ。
コートに足を踏み入れたとき、本当に感謝の気持ちが湧いてきた。彼らの選手と対戦するのに、ひとしきり拍手が鳴り渡るなんて驚きだよ。みんなに感謝の言葉もない。繰り返すけど、ここウィンブルドンでは、観客はいつも本当に気持ちがいいんだ。

それと、言っておきたいのは、アンディ・マレーはすばらしい選手で、彼がすぐにトップ5に入ることを僕は疑ってない。トップ10じゃない、トップ5だ。彼にはそれだけの才能があるし、すぐにそこまで来るだろう。

これを言ってしまったら、あとは他に言うことがないんだけど、もう少し書くものだと思われてるよね(たぶん・・・)。ということで、これを言っておこう。今日、11時半にコートへ行こうとした時、雲を見て、長い1日になりそうだと思った・・・正午にウォームアップできるように早く行ったんだけど、25分練習したら雨が降り出した。大降りじゃなかったけど、コートをカバーするには十分で、いくつかの試合が遅れた。その時、本当にウィンブルドンにいるんだなあと感じたよ。

去年のことがいろいろ心に浮かんできた。信じて欲しいんだけど、いい気分だったよ。人が(少なくとも僕は)いつも過去の状況の中からいいことを思い出すのは妙だね。悪いことも思い出すのは事実だけど、あることがポジティブに終わったりすると、僕の頭の中にはいい思い出として残りやすい。それが今日、雨とウィンブルドンのことを考えてて起きたことなんだ。去年は接戦で、勝てなかったけど、それでもいいことを思い出すんだ。

明日はさらに練習して、誰が準決勝の相手になるか決まるのを待つよ。彼らは1セットオールだし、3日連続でプレーしなきゃならないなんてアンラッキーだね。(もちろん勝者がだよ)

ありがとう。

Rafa

2008年7月 2日

ナダルのブログ@WB08-11

原文: How will I do playing against Andy and the crowd? Times Online

7月2日(水)

やあ、みんな。

明日(みんながこれを読む時は今日だけど)、僕はここウィンブルドンで大きな試合をする。地元の選手、アンディ・マレーと戦うんだ。ある意味妙な感じだよ。ウィンブルドンでは僕はいつもたくさんの応援をもらってきた。観客は本当に僕を応援してくれてるし、僕もそれをすごく感じてる。でも、明日はみんな大体アンディを応援するだろう。そのことについて、今日はたくさん聞かれたよ。それは普通のことだし、彼の方に応援が行くのも普通のことだと思う。でも同時に、みんな必ず僕に対しても敬意を払ってくれると思う。どちらの選手にも、いいポイントでは拍手を送ってくれる。そういう雰囲気になると思ってるよ。それと、競ったいい試合になれば、観客もすごく熱が入ってくるってことも確かだね。

今日は10時ごろ起きて、朝食を食べてすぐ、計画を変更した。午後1時に練習が組まれてたんだけど、母と妹が昨日着いたから、少しふたりと一緒に過ごすことにしたんだ。空が晴れ渡ってるのが見えて、予報もその日はとてもよかったから、練習を6時に変更することに決めた。それに、単に大事をとってだけど、膝の裏を休める時間がもっと取れるしね。膝についてもたくさん聞かれたけど、昨日言ったように、明日は何もかもよくなってるはずだよ。

明日から何日か、天気が悪いらしい。そういう意味では大会は今まですばらしかったんだけど。今日ロッカールームで、男の人が僕たちに雨は降らないって言ったけど・・・ふつう地元の人たちはこういうことをよく知ってるよね・・・でも天気予報はあまりよくないんだよ。どうなのかな。

Euro 08も終わって、サッカーがなくなったのがちょっと寂しい。だからそれを紛らわすために、イタリアの新聞社が2年前に出したゴール集のDVDを見た。ベスト200ゴールって名前なんだけど、食事をしながらTVでそれを見たんだ。僕たちが優勝したから、終わってよかったんだけど、一方では、毎日午後とか夕方、試合がないのが寂しい・・・

また明日!

Rafa

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