2008年6月16日

クイーンズ優勝後のナダルのインタビュー

クイーンズ優勝後のナダルのインタビュー。

なんかナダルのインタビュー久しぶり。
初めての芝のタイトル、約30年ぶり(?35年ぶり?)のスペイン人の芝での優勝おめでとう。ジョコも言ってたけど、「全仏優勝して、翌週芝で優勝した選手なんているのかな?」
すごく嬉しそうで、自信にあふれたインタビューでした。ウィンブルドンもがんばれ。


原文: Interview with Rafael Nadal 12.June,2008 ASAP sport

Q:パリの後、もし誰かが「君はトロフィーを持ってあそこに座ってるだろう」と言ったら、あなたは何て言ってたと思う?
N:そうだね、ほとんどありえないよ。不可能ではないけど、すごく難しいことだ。ここの大会は本当にタフだった。世界で最高の選手たちだからね。ハレに行く人たちもいるけど、ここもドローがすごく厳しい。タイトルを取ってここにいるなんて、大会前には想像できなかったよ。
最終的には、いいプレーができた1週間だった。大会の人たちも僕にいつもすごくよくしてくれる。設備もいいし。疲れてここに来て、精神的に100%でいるのが厳しい時もある。でもみんながすごく親切にしてくれるから、すごく助けられるんだ。

Q:芝でとても快適そうでしたね。快適と感じる?よく動けて、よくボールを打ててる?
N:もちろん、すごくいいプレーができた。カルロビッチやロディック、特に今日ジョコビッチを倒すのは、いいプレーができなきゃ無理だよ。
でも芝は変な感じがする。Sometimes is coming, is going sometimes(?不明・・・)ずっと集中し続けなくちゃならない。サービスゲームを一度落とせば、後がすごく大変になるからね。

Q:ウィンブルドンに行くにあたって、今年の見通しは去年の今ごろと比べてどう違うと感じる?
N:あまり違わない。同じだよ。もちろん努力するけど、大事なのはここでタイトルを取ったことだ。後になって、これがもっと自信をくれるかもしれない。でも、自信はあるんだ。ローランギャロスでも、自分に十分な自信を与えてきた。
だから、自信は問題じゃないんだ。少しは増すかもしれないけどね。でもこの1、2年、ここではQFで、ウィンブルドンに行ってすごくいいプレーができた。今年は優勝したけど、ウィンブルドンでどうなるかは分からない。
僕はいいプレーをしてると思うよ。もしこの調子で続けられれば、あっちでもいい結果を残すチャンスはあると思う。

Q:去年に比べて、最も大きな進歩を遂げたのはサーブ?
N:芝のサーフェイスのために、いくつか改善したことがある。サーブはすごく重要だ。でも、僕はスライスをもっと使って、時々ポイントのやり方を変えるようにしてる。これは大事なことなんだ。違うリズムでプレーできるから。相手にとっては、その方が難しい。特に・・・たとえばロジャーとやると、ロジャーはひとつスライスを打って、それからトップスピンのフォアハンドを打つ。ポイントの中で大きな変化があるんだ。特に芝ではすごくきついよ。

あと、ボレーの感触もいいよ。ネットに出て、いくつかいいボレーができた。こういうものを改善するために何年も懸命に取り組んできた。それで今、少し進歩したと感じるよ。
でもこのポジションに居続けたかったら、いつでも進歩し続けないとね。

Q:あなたは多くの人たちにクレイコート・キングと思われてますが、こうやって歴代の偉大なグラスコート・プレイヤーたちに並んでトロフィーに名前が刻まれました。これはあなたにとってどういう意味を持つ?
N:もちろん、僕にとってここで勝ったってことは、全部のサーフェイスで勝ったってことだ。今まで(芝で)勝ったことがなかったからね。これで全部のサーフェイスのタイトルが取れた。つまり先週より完璧な選手になったってことだよね。(smiling)

冗談だよ。そうは思ってない。

とにかく、ここ数年ここでタイトルは取れなくても、僕はいいプレーをしてた。ここで優勝すること、これほど名のある大会で優勝することは・・・ロンドンの伝統あるクイーンズの大会、往年の世界最高の選手たちが戦った大会で勝てて、他の(歴代の)選手たちに近づけたことはすばらしいよ。本当にすばらしい。

Q:この後、何日かの計画は?
N:明日の朝ゴルフをやる。午後はまだわからない。家で何日か過ごすよ。

Q:ただリラックスする?
N:うん、家では練習したくない。もう十分だよ。どう思う?(smiling)

Q:いつ戻ってくるの?
N:まだ決めてない。水曜か木曜。その時によるよ。本当のところ、まだ決めてないんだ。

Q:おじさんは家で座って何を思ってると思う?あなたがグラス・コートの大会で優勝したって知って。
N:彼は特別な人なんだ。いろんなことを考えてる。僕には分からないよ。でも絶対喜んでるね。ロディックに勝ったこと、ジョコビッチに勝ったこと。大きな相手、大きな選手だ。昨日は僕が勝って彼はすごく喜んでた。試合の後、本当にいいプレーをしたって言ってくれたよ。
彼とはまだ話してないから、彼の意見は分からない。でも絶対喜んでると思う。今日はクイーンズで僕の最高の試合をしたと思うから。

Q:ここまでテニスをやってきて、精神的に、または肉体的に疲れてない?2、3日のうちに疲れが出ると思う?
N:疲れてるよ、少しね。でも2、3日で準備ができると思う。そうでなくても、大したことじゃない。だってウィンブルドンはすごく大事な大会だから、モチベーションは100%だよ。精神的に疲れてたって問題じゃない。肉体的なことはもう少し重要だけどね。でも肉体的には大丈夫だと思うよ。

Q:手の具合はどう?
N:手?全然、何でもないよ。ここはローランギャロスでちょっとマメができたんだ。今はずっといいんだけど、テープをまいてる。いつもそうするんだ。

Q:ウィンブルドンでジョコビッチはあなたの強敵ですね。今日の差は何だったと思いますか?
N:ウィンブルドンの強敵は1回戦の相手だよ。ジョコビッチは決勝か準決勝でしか当たらない。どうだろう、差はすごく小さいよね。ほんの2つか3つのポイントだ。世界で最高の選手と戦う時は、2つか3つのポイントが試合を決めるんだ。

Q:ハレにいる誰かも、あなたの今日の結果に気づいたかな?
N:そう、絶対だよ。僕たちはすごくいい関係なんだ。きっと彼も喜んでくれると思う。僕も彼のことがうれしいよ。

Q:これで、ウィンブルドンで優勝できると確信した?
N:誰でも可能性がある。僕にも絶対あるよ。2回決勝を戦ったんだ。できないなんてことある?できるさ。
でもウィンブルドンで優勝するには、やることがたくさんあるね。落ち着いて、謙虚に、リラックスしていくだけだ。今はとても簡単だよ。みんなが、来週のウィンブルドンの優勝候補の一人だって言うけど、誰が優勝候補かは2週目の日曜に分かるよ。

Q:ウィンブルドンを見て育った?その頃、いつか優勝することを夢見た?
N:子供の頃の目標はウィンブルドンに出ることだった。ただそこでプレーすること。もちろんウィンブルドンは見てたよ。ウィンブルドンはいつも、僕にとってすごく特別だった。あそこで2回決勝に出たなんて夢みたいだよ。もちろん、あそこのタイトルを取ることはいつでも僕の夢だ。

2008年5月 8日

ローマ ナダル敗退後のインタビュー

May 7, 2008 Rafael Nadal ROME, ITALY ASAP sport

J. FERRERO/R. Nadal 7-5, 6-1


Q:最初に足に問題を感じ始めたのはいつ?
N:日曜日の夜。翌朝、ここに来るために6時に起きて、床に足を着けようとしたら、着けなかった。それでトレーナーを部屋に呼んで、空港に行けるよう何かつけてもらった。そうやって来たんだ。

Q:コートで走ってる時、痛みがあったんですね?
N:試合の準備ができなかったんだ。フアン・カルロスはすごくタフな相手だし。特にマスターズシリーズでは、100%じゃなかったら試合には勝てないよ。特にこの大会ではね。どの試合もすごくタフだし、フアン・カルロスはすごくいい選手だ。彼にお祝いを言うよ。今日は僕は最高のテニスができなかった。本当のところ、コートではあまり気分がよくなかったんだ。力を入れて足を地面に着けられなかった。ボールを深く入れられないから、毎回すごく短くなった。足に力が入らないから。ここの、足の後ろのところが痛むんだ。だから厳しかったよ。でもとにかく、自分の態度には満足してる。コートに出て、最善を尽くそうとしたんだから。

Q:試合に出るのを躊躇した?
N:そうだね、今朝起きた時、試合は無理だと言ったんだ。それからここに来て、準備のための練習をした。昨日と一昨日と同じように医師に診てもらって、特別な保護材をつけてもらった。すごく大きいやつ。何かクリームを、麻酔クリーム(anesthetic cream)とかそんなやつをつけてもらったんだ。痛みを感じないようにね。

とにかく、タフだったよ。足をこういう風につけないんだ。怖くて、ずっとこんな風にしてた。ありえないスケジュールだよ。先週バルセロナで、みんなにスケジュールとかをどう思うか聞かれて、僕は4週間連続でいいプレーをするなんて不可能だって言った。でもみんな、そうだね、でももう2週間すごくいいプレーをしてるじゃないかって言う。僕は、そう、だけど2、3日うちに分かるよ、どうして不可能なのか。残念だけどねって言ったんだ。ついに不可能だって分かったよね?フアン・カルロスにお祝いを言うよ。これは彼にとっては大事な勝利だからね。彼もオリンピックに行こうとしてるから、彼には重要なポイントなんだ。彼のために喜んでるよ。いい人だし、すごくいい選手だからね。それだけだ。僕は家で休んで、それから最高の気分でハンブルグに入れるよう努力するよ。

Q:ATPのエチエンヌがここに来てますね。スケジュールについて、バルセロナで言ったのと同じことを彼に言うつもりはある?もう言ったのは知ってるけど、何かを変えるチャンスがあると思う?それとも何も変わらないと思う?
N:あの人に言うことは何もないよ。これ以上ね。

Q:彼を信用してない?
N:戦おうとしても、さらに時間を費やすだけで、何も得られない。本当にばかばかしいよ。バカみたいだった。去年僕は、どうして彼がこういうことをするのか理解しようとして、本当にたくさんの時間をムダにした。彼を理解するなんて不可能だよ。とにかく今はそういう話をする時じゃない。負けたんだから。僕が負けると、みんな言い訳だって思うんだ。だからモンテカルロとバルセロナで、勝ってる時に話したんだよ。負けた時にそういうことを言うのは好きじゃない。

Q:ケガでハンブルグへの参加は危ういということ?
N:そうじゃないといいと思うよ。クレーで2つのマスターズシリーズをベストの状態で戦えなかったら終わりだ。違う?だからそうじゃないことを祈るよ。

Q:どこで負けてもうれしくないと思いますが、ローマは他の場所よりうれしくないんじゃないですか?それともどこも同じ?
N:もちろん僕にとってここはすごく大事な大会だ。ここで負けるのは、本当に辛い。いつも観客がすごく応援してくれるからね。本当にありがとうって言うしかない。たぶん、2005年と2006年は観客の応援のおかげで勝てたんだ。だから、辛いよ。また来られてよかったけど、最高の準備なしに来たことがすごく残念だ。本当だよ。結局、これ以上はできなかったんだ。最善を尽くしてこうなった。最初の2日間、最高のモチベーションで準備しようとしたけど、初日は20分、翌日は1時間で、動きもなし、ポイント・プレーもなし、何もなしだった。
こんな風で大会に備えるのは難しいよ。そうだろ?

Q:こんなに勝ち続けてきて、今日負けたことで特に何か感じることはあった?
N:感じてることは・・・僕の方があなたたちよりよく分かってるんだ、クレーでもどんなサーフェイスでも、たくさんの試合に勝つのがどんなに大変かってことはね。だから、この時が来るのは覚悟してた。コートに出たらもう、どんなことでも起こりうる、いつでも負ける可能性はあるって分かってるんだ。今は確かにがっかりしてるよ。僕にとってすごく大切な大会だし、ランキングを上げるチャンス、ポイントを維持してレースで上に留まるチャンスだったんだから。100%じゃなかったこと、勝てなかったことが残念だ。厳しいよ。


なんか涙が・・・(泣)

ホントだったらこんな風に負けずにすんだんじゃないかと思って・・・

でもこれで少し休めるし、かえってよかったねと言えるクレーシーズンになって欲しいです。ケガの具合が心配だけど、大したことないことを祈ります。

2008年4月29日

モンテカルロ優勝後のナダルのインタビュー

ちょっと遅くなりましたが、まだ賞味期限内ってことで、モンテカルロ優勝後のナダルのインタビューからちょっと抜粋。
やっぱりダブルスに出ることにもちゃんと意味があったのね・・・いつも出るな出るな言ってごめん(T_T)


原文(英語) ASAP sports
April 27, 2008 Rafael Nadal MONTE CARLO, MONACO

R. NADAL/R. Federer 7-5, 7-5

Q:第2セットを4-0でリードされた時どう思った?
N:本当に、セットを落とすと思ったよ。でも6-2で落とそうと思った。6-0とか6-1じゃなくてね。いい気分で第3セットに入れるように。
それがその時の気持ちだった。すべてのポイントでファイトしようとしたよ。彼はいいプレーをしてたし、僕は少し、1メートルぐらいコートの後ろに追いやられてたから。あの時は、コートでもポイントでも、ずっと彼がコントロールを握ってた。
僕は少しでもそれを変えようとして、今何が起きてるのかを分析してた。だって彼は簡単にポイントを取ってて、僕はポイントを取るすべを見出せなかったからね。少し中に入って、すべてのポイントでファイトしなくちゃならないと思ったんだ。

Q:ここで4つめのタイトルを取ることは、あなたにとって何を意味する?
N:すごくうれしいよ。もちろん。僕にとってすごく特別な瞬間だ。今年の大会はどれもいいプレーをしてきたけど、どの大会でも最後の試合でいいプレーができなかった。全豪で簡単に負けて、インディアンウェルズで簡単に負けて、マイアミでも簡単に負けた。
いいプレーをしてる時は、優勝できると感じてるんだ。で、ついに最終ラウンドまで来てひどい試合をして、いつも次の大会にひどい気分で入ることになる。
負けなくちゃならないなら、いい負け方をしなくちゃ。いいプレーをしてね。今日はいいプレーができたよ。すべてのポイントで戦った。4連勝はすごく、すごく特別だよ。世界で最高の大会のひとつかもね。

Q:クレーの決勝と、マイアミや全豪での決勝は違うと感じる?
N:唯一分かってるのは、あまりいいプレーができてない時、(クレーの方が)考えたりゲームを変えたりする時間があるってこと。ここの方がオプションがあるんだ。マイアミにはあまりオプションはない。アグレッシブにプレーしなきゃならないから、いいプレーができてない時に少し守りに入ろうとしたりするんだけど、それがすごく難しい。でもここではもっと選択肢が多いんだよ。
だから、コートに出る時、いつももう少し自信が持てるんだ。でも、もちろん不安だったよ。まだタイトルを取ってないことを気にし始めると、少し不安になるんだ。でもついにツキが来たよね。

Q:フェデラー相手に0-4からセットを取ったのと、ダブルスで優勝したのとどっちが驚きだった?
N:週の始めはダブルスに勝つのは悪いニュースかもね。たくさん試合をやらなきゃならないから。シングルスの後でプレーしなきゃならないし。でも最終的に、準決勝まで来たら、ダブルス優勝に対して期待(illusion)が大きくなる。
もし昨日シングルスで負けてて、モンテカルロみたいな大きな大会で、ダブルスで準決勝にいたら、モチベーションは特に高くなるよね。
トミーといいプレーができたら、クレーではいいプレーができるチャンスがおおいにあるのは分かってるんだ。だから4-0から巻き返す方が難しいと思うよ。

Q:ダブルスで優勝することは、あなたにとって意味のあること?準決勝ではすごく攻撃的でしたね。スーパーバイザーを呼んだりして。
N:いや、スーパーバイザーを呼んだのは、ディスカッションをしてもいいと思ったからなんだ。僕たちにとっては大事なことだよ。今年はオリンピックの年だし、ダブルスで(聞き取り不能)なんてありえないからね。それに、確かにダブルスはシングルスの役にたってるよ。それは100%本当だ。

Q:精神的に、つねにアグレッシブでいられるという意味?
N:ボレーしなくちゃならないのが役に立つんだ。ボレーでの動きを少し学べるんだよ。リターンももう少しアグレッシブに、もっと中に入ってやらなきゃならない。だから、シングルスでプレーする時のオプションが増えるんだ。時々はダブルスみたいにリターンすることもできるしね。シングルスとは違うショットの練習になるんだ。いつでも、いい練習になるんだよ。

2008年3月21日

ナダルのインタビュー@IWツォンガ戦後

ツォンガ戦後のナダルのインタビューです。
もうブレイク戦終わっちゃいましたが、勝ってお祝いムードが続いててよかったです。負けてたら勝ったあとのインタビュー読んでも悲しいですから・・・

この前ナダル英語上手になったよねと言ったけど、やっぱり分からなかった・・・(汗)


March 19, 2008 Interview with Rafael Nadal  ASAP Sports

INDIAN WELLS, CALIFORNIA

4R Nadal d Tsonga 7-6 6-7 7-5

Q:試合の間、メルボルンのことをいろいろ考えた?
N:いや、100%それはないよ。どの試合も違う試合だし、普通の試合だ。メルボルンでは、彼は信じられないようなレベルのプレーをした。僕のプレーは最高じゃなかった。それは確かだよ。
でもボールもコートもここはちょっと違うんだ。ボールはすごくトップスピンがかかる。オーストラリアよりもずっとね。だからそれにちょっと助けられてるんだ。
あとは、そうだな、今日は僕はオーストラリアよりいいプレーをした。でもコンディションがここの方が僕にはいいってことだと思うよ。

Q:第3セット5-2から後のことを話してくれる?
N:分らない。僕はいつも、どのポイントでもファイトしようとしてる。もちろん、少し運もあったよね。だって第3セット5-2で負けてたら、特にツォンガみたいなビッグ・サーバー相手には普通6-3で負けるよ。

でも、そうだな、5-3の最初のポイントがタフで、すごく長かった。最後には僕がこのポイントを取って、それが自信をくれたんだ。とにかく、こういう勝利が僕にはすごく重要だった。勝利は(いつも)重要だけど、こういう勝利はいつでも特別だし自信をくれる。これからもっとよくなると思うよ。

Q:時によってよく守り、アグレッシブに攻撃に出て、また守って、また攻撃。メンタル的にどのように感じてましたか?また、この試合に対するあなたのアプローチはどんなものでしたか?
N:ツォンガはタフだ。彼のサーブがよければ、僕がアグレッシブにプレーするのはすごく難しい。彼のセカンド・サーブもタフだよ。バウンドがすごく変で、攻撃するのが難しいんだ。
だからチャンスがあれば、まずフォアハンドで彼のバックハンドを狙うようにした。
でも彼にチャンスが来たときは、彼には信じられないフォアハンドがあるからね。だから僕はあまり(So I think I didn't play-フォアハンド側には打たないようにしたということ?)・・・いい試合をしたと思うよ。気持のいい試合だった。あまりミスをしなかったから。
フォアハンドのミスをいくつかしたことが、ここ何週間かいい結果を残せなかった理由かもしれない。でもボールの感触はいいよ。

Q:オーストラリアでの試合を振り返って、この試合に臨む時、彼とのスコアを五分五分にするチャンスだと思った?この試合はすごく重要だと考えた?
N:いつの?今日の?

Q:今日の。
N:自分を倒した選手を倒すのはいつだって重要だよ。特に全豪の準決勝はいつでもタフだから。
でも今日のはリベンジじゃない。特別な試合じゃないよ。でも本当のところ、この試合に勝つことは僕にとって重要だった。 彼は今年のライバルのひとりになるね。トップのポジションに入ろうとしてる。だから勝ちたかったんだ。こういう試合はいつでもすごく重要だから。

Q:ナーバスになった?
N:いや、特別なことはなかったよ。

Q:オーストラリアでは試合に入り込めませんでしたね。今日は踏みとどまって彼を押しているようでしたが。
N:すごく違ったよね。ここはコンディションが違うし、今の方が僕はいいプレーをしてると思う。あとは、あっちでは試合の始めが僕にとってすごく悪かった。最初のゲームでブレイクされて、彼のサーブはすごくよかった。第1セットで彼は信じられないようなテニスをして、その後は僕にとってすごくタフになった。

ここでは彼は始めにブレイクされて、それから次のゲームで僕をブレイクして、僕も僕をブレイクした。自分でブレイクしちゃったんだ(笑)。簡単なフォアハンドをふたつアウトにした。
とにかく、試合の始まりが全然違ってた。最初のゲームが試合全体を変えることもあるんだと思うよ。

Q:第3セットの終わりのメンタルな駆け引きについて話してもらえますか?彼はもちろん全豪決勝に残った才能のある選手ですが、あなたはグランドスラムを3つ、多くのタイトルを取っています。結局あなたの方が彼よりメンタル的に強かったように見えました。
N:ひとつの試合でそういうことを言うのは難しいよ。実際、僕の方がトップにいる期間が長いからね。3年いて今日みたいな試合にたくさん勝ってる。
大事な試合、ローマでの2度の決勝とか、たくさんの試合にね。ウィンブルドンのユーズニー戦、今年のチェンナイでのモヤ戦も今日みたいな試合だった。
だから、大事なのはずっと踏みとどまって、勝利を信じること。とにかく、第3セット5-2で負けてたら、すべてのポイントに集中すること。普通なら負けるけど、粘っていればチャンスが1度はまわってくるよ。

Q:オーストラリアであなたは、ツォンガがこのレベルを維持できるかどうか見てみようと言いましたね。今は、彼はトップ10プレイヤーになると思う?
N:もちろん。こんな風にプレーできれば、間違いなく上海のマスターズカップに行くチャンスがあると思うよ。今彼はたくさんのポイントを持ってるからね。オーストラリアで700、ここで75だもの。
だから普通に1年続けられればマスターズに入るだろうね。シーズン第1週で700ポイントは多いよ。

Q:トップ2とか3とかにはなれると思う?ロジャーやノバクのレベルに。
N:誰が?

Q:ジョーが。
N:ツォンガ?

Q:そうです。
N:みんなと同じことしか知らないんだ。分らないよ。あなたはどう思う?僕には分らない。事と次第によるよ。シーズン中に3試合か4試合(大事な試合が?)あって、それに勝てばトップになるチャンスはあると思う。
負ければ、今度は別の戦いをしなくちゃならない。グランドスラムやマスターズシリーズの準決勝、準々決勝まで来て、そういう試合に勝てばポイントが全然違うからね。
3回戦で負けるのとQFやSFに入るのとでは大違いだよ。だからいつもひとつかふたつの試合がランキングを変えるんだ。それ次第だと思う。僕の意見ではね。彼にはトップになるだけのとてもいいショットがあるよ。

Q:つまり、そのレベルに行くには、今日彼が負けたような試合に勝つ必要があるということ?
N:そうじゃない。そうは言ってないよ。1年の間にこういう試合に勝てばトップに行けるだろうって言ったんだ。負ければ、トップになるには問題が増える。僕も、ほかの選手も一緒だ。
彼と僕の間に違いはない。だから、僕もトップでいるためにはこういう試合に勝たなくちゃならないんだ。

Q:ツォンガはあなたがサーブに長い時間を取るので少し気持ちが乱れて、主審に文句を言ったそうです。文句を言うのが聞こえましたか?あなたがサーブに時間を取りすぎると相手の選手が文句を言うのに影響されたことはありますか?
N:相手選手にタイム・バイオレーションを取るように主審に言いに行くなんてあんまりいいことじゃないと思うよ。だって主審はそのためにいるんだから、そんなことする必要ないじゃない。

Q:試合の時、彼が文句を言うのが聞こえた?
N:いや、自分に集中してた。

Q:ブレークとガスケについて話してくれる?
N:ブレークには今まで勝ったことがない。だから彼と戦って勝とうとするのは僕にとってチャレンジなんだ。彼と当たることになれば、いい試合になると思う。
ガスケとは、もっと試合をしたことがあるし、もっと勝ってる。でもいつもタフな試合だ。ジェームズでもガスケでも、すごくタフなQFになるだろうね。すごくタフになると思う。

Q:2年前、ここでジェイムズと戦った時のことを覚えてる?
N:7-6 6-3とかそんな感じだった。

Q:そうですね。
N:そう、つまり僕にもチャンスはあったんだ。第2セットは6-3だったけど、スコアより接戦だった。一番最近彼と戦ったのは上海のマスターズカップで、僕は6-4で第1セットを落とし、それから4-0でリードした。
最終的には7-6 7-6で負けたよ。チャンスはあったのに、ものにできなかったんだ。

Q:ジェームズに対して、チャンスをものにするのが難しいのはなぜでしょう?他の選手に対してはできるのに。
N:ジェイムズはすごく攻撃的な選手だ。いつもアグレッシブにプレーするから、彼が100%のレベルにある時はすごく難しいんだ。

Q:昨日の試合後、ロジャーはフランスの選手はスペインの選手より多様性があって好きだと言ってました。フランスとスペインのスタイルの違いについて、それからロジャーのコメントについてどう思う?
N:僕だって6-1 6-1で勝てば相手の選手についてすごくいいことを言うよ。でも今日みたいな試合に勝った後は、違うんだ。気持が違うんだよ。
フランスのスタイル、スペインのスタイル、スイスのスタイルってことじゃないと思う。どの選手も違うスタイルを持ってる。それが僕の意見だよ。

Q:つまりスペインの選手の中にも多様性がある?ただベースラインで強いだけじゃなくて。
N:フェリシアーノはサーブ・アンド・ボレーをやるし、僕はベースラインでプレーする。ダビド・フェレールもベースライナーだけど、僕とははっきり違う。ベルダスコは信じられないフォアハンドがあるし、モヤはすごく攻撃的だ。すごくいいサーブ、すごくいいフォアハンド、それほどでもないバックハンドがある(笑)。
どの選手もスタイルが違うんだ。それが僕の意見だよ。


今日ナダルタイム・バイオレーション取られてましたね。コメンタリーの人が、「主審はちゃんと時間を計れと昨日言われたんじゃないか」みたいなことを言ってました。ツォンガに?大会に?
ツォンガ、全豪の時も主審に文句言ってて(たしかナダルがサーブでフェイントをかけてるとか・・・これはちょっとイチャモンぽいですが)かなり激昂型の人なのかも。そういうとこ、あんまりいい感じはしませんが、ナダルも試合中に警告受けるよりは、さっさとサーブするようにしてね。(でも昔にくらべればよくなったんだよね・・・がんばれ)

2008年3月17日

ナダルのインタビュー@IW初戦後

1回戦後のナダルのインタビュー。
内容は大したこと言ってないですが、楽しげに話してるしジョークが受けててうれしいので抜粋でちょっとだけ紹介です。


March 15, 2008 An interview with: RAFAEL NADAL
R. NADAL/S. Giraldo 6-3, 6-3

Q:次の試合についての考えは?フェリシアーノかドナルド・ヤングですが。
N:今スコアがどうなってるか分かる?

Q:私がここに入った時は5-5とかでしたよ。
N:そこ、そこにあるよ。教えてくれる?あなたの後ろにある。

Q:第1セットヤング、第2セット6-5でヤングのサーブ。つまり、6-5でドナルド・ヤングのサービング・フォー・ザ・マッチです。
N:ヤングのサービング・フォー・ザ・マッチ? オーケー、じゃあまだ分からないね。(笑)
ドナルド・ヤングのことは知らないんだ。キャリアで1回か2回試合を見たけど、よく知らない。
フェリシアーノのことは、もちろんよく知ってるよ。たとえば、今日も一緒に練習したし。まあ、どっちの選手でもタフになるだろうね。僕は自分に集中するよ。最高のプレーをするように努力する。それでドナルドが僕を倒したら、おめでとうを言うよ。
僕は自分のプレーに集中する。今日みたいに風がなければ、もっといいプレーをするようにね。

Q:フェリシアーノと戦うことになったら、その日の段取りは何か違うものになる?それでも一緒に練習する?それとも試合が終わるまでは離れてる?
N:フェリシアーノと戦うことになったら、まず明日のゴルフで勝つことから始めるよ。(笑)
これについては、そんなに問題はないよ。次の相手になる可能性があるって分かってたけど、今日は彼と練習した。
ドバイでは1回戦でコールシュライバーと対戦したんだけど、前の日に彼と練習したんだ。そういうのが好きじゃない選手もいるけど、僕たちはお互い・・・完璧にってわけじゃないけどよく知ってるし、試合の前に1回練習したからって何も変わらないよ。

Q:ゴルフとテニス、どっちがタフ?
N:比べるのは難しいな。いつも同じことを言うけど。メンタル的にはどっちもタフだよ。ゴルフはミスが全然できないからね。でもゴルフはいいショットを打てばバーディであがれる。
テニスではすごくいいショットを打ってもポイントを失うこともある。だから、ゴルフは自分との戦いだと思う。テニスも少しは自分との戦いだけど、主に相手との戦いだ。そういうわけで、比べるのは難しいんだ。僕はゴルフの方が好きだな。いつも自分次第だもの。

Q:右でプレーするの?
N:うん、右でやる。

Q:右利きの選手とプレーして育った左利きの選手は、右利きに対してはメンタル・プログラムを持っていますが、左利きの選手と対戦するのはタフだと前にレイバーが言っていました。これはあなたに当てはまる?
N:分からなかった。(スペイン語の通訳)ふう、もう一回言ってくれる?

Q:あなたは左利きですよね。
N:うん。

Q:あなたがテニスをやる時には
N:うん。

Q:主に右利きの選手とプレーして育ってきましたよね。
N:ああ、オーケー、分かった。

Q:でも今度はメンタル・アプローチを変えなくちゃならないわけです。多分左利きと対戦することになりますから(ヤングもフェリも左利き)。左利きの選手と戦う時、違う考え方をしなくちゃならない?これはロッド・レイバーの引用です。彼は、自分にとって最もハードな相手は左利きだと言ってたんです(笑)
N:うん、ちょっと戦略は変えるよ。普通のクロスコートのショットでは相手のバックハンドを狙えないから。左利きと対戦する時は、少し変えて、もっと相手のバックハンドにあれを・・・英語が分からない。そう、ダウンザラインに打たなくちゃならない。
でも他のことは、あまり違わないと思うよ。ほんと、何度も左利きとプレーしたり練習したりしてるから、問題じゃないと思う。

 1  |  2  |  3  |  4  |  5  | All pages